ドーマンメソッドって何?
そんな悩める方にわかりやすくドーマンメソッドを紹介します。
子どもの親として子どもの教育を考えるときよく聞く言葉として、モンテッソーリ教育やシュタイナー教育など世界的に有名な教育法があります。
さらに調べて行くとドーマンメソッドなんて言葉も目にすることがあります。
私も最初はドーマンメソッド?なんだれ?ってなりましたが、ドーマンメソッドの生みの親グレン・ドーマン博士の著書を読んだりするうちに、これは息子の子育てにも取り入れたいと思いました。
そして息子が生後3ヶ月過ぎたあたりから、ドーマンメソッドのドッツカードを取り入れたりしていました。
ここではドーマンメソッドについてわかりやすく紹介しています。
- ドーマンメソッドとは何か?
- ドーマンメソッドと他の教育との違い
- ドーマンメソッドをお家に取り入れるおすすめ方法
- ドーマンメソッドの著書は何から読んだら?
- おすすめのドッツカードは?
ドーマンメソッドのグレン・ドーマン博士はどんな人?

グレン・ドーマンは1940年にペンシルベニア大学を卒業したのにち「子どもの脳の発達」に関する研究をしていました。
そして1955年に人間能力開発研究所を開設し、そこでは脳障害児の治療における研究がされていました。
そしてドーマン博士は研究所の設立から他界するまでに2万5千人の家族と関わったとされています。
さらにその功績は、1960年代に研究所チームは未開の奥地から大都市まで100ヵ国以上に及ぶ国々の子どもたちの脳発について研究し、脳障害児部門、健常児部門から比較検討しながら研究したとされています。
その研究実績からグレン・ドーマン博士は赤ちゃんや子どもの知性や応力は6歳までに関り教育することで、天才にもなり凡人にもなると言っています。
ドーマン博士の意見は厳しい言い方ですが、子どもは年齢が低ければ低いほど吸収し、教えるのも簡単。
言わば早期英才教育を説いている博士です。
そんなドーマンメソッドはどんな教育なのか?
ドーマンメソッドってどんなメソッド?

ドーマンメソッドはどんなメソッドなのか?
簡単に言えば赤ちゃんから運動の面や知識(勉学)の面で早期教育を取り入れ、才能を伸ばしてあげることを説いています。
著書をいくつか読んでいて思うことは「赤ちゃんに教えてできないことはない!」という印象のメソッドです。
0歳からでも数字、文字など教え方次第で習得できる。
7歳より5歳に教える方が簡単、5歳より3歳に教えるのが簡単、3歳より1歳に教えるのが簡単と言っています。
ドーマンメソッドのおすすめ本を紹介

ドーマンメソッド、グレン・ドーマン博士の著書は数多くあります。
数多くある著書の中から5冊を紹介し、さらに何から読んだら良いかと迷っている方に向けてのおすすめ購入順を紹介します。
赤ちゃんに算数をどう教えるか
足し算や引き算だけではなく、思考するための手段などを、赤ちゃんから簡単に学べる知識が多く詰まった著書です。
算数は生きる上で大切なので読む価値あります。
赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするか
赤ちゃんは素晴らしい運動能力を持っています。
それを証明しながら赤ちゃんの運動能力を伸ばす知識が表現されている著書です。
赤ちゃんから運動能力を伸ばす。
赤ちゃんに読みをどう教えるか
赤ちゃんはどんな情報も吸収します。
それは読みでも同様でドッツカードなどの情報も書かれた素晴らしい著書です。
赤ちゃんの読みに関することが具体的に書かれています。
赤ちゃんに百科事典的知識をどう与えるか
赤ちゃんに知識を与えることが、いかに簡単で楽しいか、親子で行う具体的な内容が書かれた著書です。
赤ちゃんでも知識を与えればできる。
赤ちゃんの知性を何倍にもするには
この著書は総合的に書かれてます。
算数、運動、読みなどその他の著書に書かれたまとめみたいなものです。
最初に購入する1冊としてお勧めです。
この著書から読んで具体的に知りたいとこをその他の著書で学ぶのがおすすめです。
ドーマンメソッド何から読んだら良いかオススメが知りたい方

ドーマンメソッド最初に読む著書はこちら
先ほどもお伝えしましたがドーマンメソッドを知りたければこちらから読むのがおすすめです。
全体的な話が網羅できます。
ドッツカードや運動に関しても書かれています。
まずこれから読んで具体的な話をもっと知りたければそれぞれに特化した著書を読むのがおすすめです。
ちなみに算数の著書もおすすめです。
ドーマンメソッドとその他の教育の違い

ドーマンメソッドとその他の教育との違いを紹介します。
フレーベル教育、モンテッソーリ教育、シュタイナー教育、レジョエミリア・アプローチ、ニキーチン教育など参考にしながら息子の子育てに取り入れています。
これらの教育は確かにドーマン博士のように「子どもには素晴らしい能力がある!」と皆さん説いています。
似ている部分もあるのですがやはり違う部分もあります。
ドーマンメソッドとモンテッソーリ教育、シュタイナー教育、フレーベル教育の違うところ
ドーマンメソッドは脳を刺激する観点から運動はもちろんですが、幼児期からの学習を推奨している印象です。
数字、数学、文字、読みなどを0歳からでも教えていくスタイルです。
一方、モンテッソーリ教育やシュタイナー教育、フレーベル教育はもちろん運動や脳刺激は重要としていますが、「心の土台作り」を第一に大切にしており0歳からの学習は推奨してはいません。
そしてここからわかることは、モンテッソーリ教育やシュタイナー教育、フレーベル教育は教育であり「人間形成」を考えた全体的な思想であります。
ドーマンメソッドは教育と言わないこともあり、あくまで「子どもの能力を高める」1つの方法と考えた方が良いと思っています。
ここからが大切でドーマンメソッドの方法は、脳障害を持つ子どもや、もちろん健常人でも「子どもの能力が伸びる」と実証された方法で、世界中に広まったメソッドです。
お家に取り入れるドーマンメソッドおすすめの方法

ドーマンメソッドの中でもお家に取り入れやすく、世界的にも広まっている厳選した2つの教育法をここでは紹介します。
- ドッツカード(フラッシュカード)
- 雲梯(うんてい)
以前、メディアで塾なしからハーバード大学を卒業された広津留(ひろつる)すみれさんが0歳からフラッシュカードをしていたと公表されていました。
まさにこれはドーマンメソッドで言われるドッツカードです。
現代では七田式や多くの幼児教室で取り入れている方法であり、その効果は実際にやられている家庭でも実感しています。
ドッツカードと絵カード
子供の脳は6歳まで90%が完成されるといわれている。
いろんな刺激を受けてシナプスを1本でも多く繋ぐことも脳の発達に繋がるとか。
というわけで、娘にやっていたカードは息子にも好評!
幼児教育も遊び感覚で毎日取り入れると楽しいよん😊
2歳になる娘には効果を感じる pic.twitter.com/JlBlggjoez
— ブッダたなゆか@ビジネス迷子の駆け込み寺 (@tanayuka2018) September 5, 2019
ドーマンメソッドのドッツカード(フラッシュカード)を取り入れる
ドーマンメソッドの学習でおすすめするのがドッツカード(フラッシュカード)です。
- 追視運動
- 記憶力
- 瞬間的記憶能力
- 数学センス
これらの能力を伸ばすと共に、視野範囲を広げる効果や、瞬間的に視覚から記憶することで、脳を刺激する素晴らしい効果があるのです。
私も息子が0歳のときにしていました。
効果を実感できたかと言われると「~効果がありました!」とは言えませんが、これは息子の脳を刺激して、脳のシナプスを繋いで太くする!こんな感覚でやってましたね。
実際に使ったドッツカードはこちら↓
ドーマンメソッドの雲梯(うんてい)を取り入れる
ドーマンメソッドの運動でおすすめするのが自宅雲梯(うんてい)です。
ドーマンメソッドと言えば0歳からの「ぶら下がり」です。
0歳頃からの運動でぶら下がりがなぜ大切なのかを著書には書いてます。
簡単に説明するとその効果には
- 身体の骨格バランスを整える
- バランス感覚が養われる
- 握力がつく
- 胸郭を鍛え呼吸能力を高める
ここに全ては書いていませんがこのような効果があるとされています。
赤ちゃんは運動能力も優れていて、この時期からのぶら下がり運動はドーマンメソッドで推奨しています。
ぶら下がることによって握る力を養い、上半身からバランスを整えることで、その後の成長に伴うバランスも活かされてくるとされています。
さらに胸郭も鍛えられ呼吸能力も高まるとされています。
とにかく良いことしかないという印象です。
現代では自宅雲梯を多くのご家庭で取り入れられる時代となってきています。
グレン・ドーマンとアシックスの意外な関係性

アシックスとドーマンメソッドは関係あるの?
関係あります。
株式会社アシックスは「歩くこと、走ることが子どもの脳の発達を促す」というグレン・ドーマンの考えに共鳴し、長くドーマン博士の研究をサポートしてきました。
子どもの足型や歩き方を一緒になり徹底解析し「はだし感覚」をテーマに子どもの為の素晴らしい靴を作り上げたのです。
アシックスの靴はドーマンメソッドが組み込まれた靴なんです。
日本の子どもの足に合う設計
アシックスの靴は日本の子どもの足型に合う設計で作られています。
子どもの足は大人と違い、つま先部が幅広い扇形です。
さらに日本人の足の特徴として親指が人差し指より長い「オブリークタイプ」と言われる足型が多くいますので、アシックスはその足型にも合う設計にされています。
スポーツ科学に基づいた屈曲性を追求
子どもの力でも簡単に曲げられる設計。
足が曲がる位置で靴も曲がらないと上手く歩けないという研究から、アシックスの子ども靴は子どもの筋力でも十分に足の曲がりに合わせた技術を取り入れています。
要するに子どもが歩きやすい設計にされているのです。
【まとめ】ドーマンメソッドで賢い子に育つ

ドーマン博士の教育観は子どもが小さければ小さいほど教えるのは簡単だから、早期に子どもの能力を伸ばす取り組みをしよう。
簡単に言えばこんな感じのメソッドです。
ドーマンメソッドが世界的に有名になったのには実績があるからです。
それは脳障害のある子ども、健常人の子ども、どちらでも実証されたメソッドなので世界に広まり有名になりました。
そのドーマンメソッドを赤ちゃんから取り入れるのにおすすめの方法が、ドッツカード(フラッシュカード)と、雲梯(うんてい)です。
この2つは多くの幼児教室や体操教室で取り入れられている方法です。
代表的に言えば七田式とベビーパークはドッツカードを取り入れています。
一度、教室の先生にドッツカードをやって頂くのがわかりやすいので、体験教室に行ってみるのがおすすめです。
使いやすいドッツカードはこちら↓
最初に読みたいドーマンメソッド本↓



















