我が子の教育について皆さん悩まれますよね?
私は自身の経験から賢い子に育ってほしいと日々考えています。
それは勉強ができるとは違い自身で物事が解決できる大人になってくれれば良いという考えです。
過去のダボス会議(世界経済フォーラム)でこれからの時代について語っています。
「65%の割合で新たな職業、今存在しない職業になる」と言われています。
私達の子供にはその時代を生き抜く発想力が必要になるのです。
さまざまな知育や早期英語は現在いろいろ流行っています。それは長い目で見て本当に今、我が子に必要なのか?どの成長段階で必要なのか?
親の自己満足を押し付けていないか一度考える必要があります。
私たち夫婦は読書が好きで「自己啓発」「ビジネス」「漫画」「育児本」多岐にわたって購読しています。
親がそういったインプットを増やすことで、子供に最適な時期に賢い子になれるためのレール(道筋)を並べれる親でありたいものです。
- 我が子の教育に悩んでいる
- 0~5歳の子供がいる
- 育児に疲れているママパパ
【「賢い子」に育てる究極のコツ】の感想(レビュー)

私の息子が2歳になり、現段階で何をするべきか?そう悩んでいる時期にこの一冊に出会いました。
16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ
本の内容も著者が脳科学者とういこともあり、脳科学的に子供がどの時期にどういった教育が必要かを読み手がわかりやすく、納得できるように説明されています。
今からは心に残った内容と、それから息子に実践したことを紹介します。
16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ
誰が書いてるの?
著者:東北大学加齢医学研究所教授 瀧 靖之 教授(たき やすゆき)
出版:文響社
職業:東北大学加齢医学研究所教授、医師、医学博士
脳を専門とし、今までに脳MRI画像を16万人読影した。それのデータを基に解析、分析を行い、脳の発達や加齢のメカニズムなどの研究を行っている。
賢い子に育てるコツは?

結論から言うと好奇心です。
本の内容で言われてますが、大人になって賢く伸びている人に共通点があるそうです。それは字が読めない幼い時期から自宅に図鑑が豊富にあると言われています。ですが図鑑は好奇心を育むのに最良と言われていますが、それだけでは賢さを育むことはできません。
どうしたらよいか?
それは親の役割にあります。
図鑑で得られたバーチャルの知識と現実で得られるリアルの体験を親が結び付ける役割をすることで好奇心は育まれます。
賢い子に育てるコツ 【3つの道具】

好奇心をどのように育めばよいか?
それには道具の力を借りるのがコツです。
好奇心を育むのはバーチャルをリアルに結びつけることです。それは言わばバーチャルだけでもダメ、リアルだけでもダメということです。
道具はバーチャルを基本とし、体験をリアルにするのがオススメです。
【3つの道具】1:図鑑 知りたくてしょうがないを育む
図鑑は好奇心を育てるのに最も適している。
図鑑(バーチャル)で見たものを日常(リアル)で体感すると次のようなことがおこります。
図鑑で一度インプットされているとこれは図鑑で見たことがある!知っている!と感じ、まったく知らない子と比較すると意欲や吸収の度合いが格段に変わってきます。
そしてもっと知りたい!が強くなり好奇心が育まれていきます。それが将来、年を重ねて小学生や中学生になった時に、勉強の意欲にも繋がっていきます。
【3つの道具】2:虫取り網 だからもっと知りたいを育む
虫取り網はバーチャルとリアルを強く結び付けてくれる。
虫取り網は一つの例です。子供が虫を好きなら虫取り網、虫かご、虫眼鏡といった感じで、好きなものをもっと詳しく知りたいをサポートする道具なら良いです。
魚が好きで水族館に行ったときは、見て好奇心も育まれますが、実際に触れる体験や、魚釣りなども最高です。
親が意識をもって取り組むと、子供の好奇心はグングン伸びます。
【3つの道具】3:楽器 最初の習い事は音楽がベスト
ピアノを始めとする楽器は好奇心を育むのに良い効果を生む。
脳は音楽をつかさどる領域と、言語つかさどる領域がほぼ同じところにあります。3~4歳は言葉を覚える時期です。音楽をすることで言語の領域に良い刺激が加わります。
3~4歳の幼い頃に耳の力を鍛えておけば、将来の英語習得や多言語の習得に圧倒的有利になります。
8~10歳が英語習得の最高時期です。そして音楽や運動はもっと早い時期が最高時期になります。ですので幼い頃の習い事は、英語というより音楽や運動を行うのが脳科学的にはベストです。
幼い時期は英語を習わせたい気持ちはわかりますが、それより音楽や運動にたずさわる方が、将来的に子供にとっては良い方法となります。
私は場合は英語を習得してほしいので、2歳は耳を鍛える時期でもありますので、英語の音楽などをかけ流ししています。
認知症にも効果がある

好奇心は認知症にも効果がある。
それは脳科学的にわかってきていると紹介されています。
認知症になりにくい高齢者には好奇心が強いことがわかっている。幼いころに好奇心を育んでいる場合、高齢になっても好奇心が旺盛であり、そういった高齢者は認知症なりにくいと脳科学のデータを基に紹介しています。
ということは私たちが子供に実践することで将来、自分の子は認知症になりにくいということです。親として嬉しい。
賢い子に育てる究極のコツを読んで息子に実践

この一冊に出会い図鑑を購入しどんどん増えています。
2歳頃の息子は毎日、図鑑に興味津々です。
著者が言っていますが3~4歳頃からは好き嫌いがはっきりすると言っています。その前の段階で図鑑を与えれたことは良かったです。2歳頃の息子は嫌いがないので興味しかありません。
3歳までに自宅にあるものは好きにしかなりません。なので好きにしたいものがあれば3歳までに自宅に置いておくと良いです。
そしてバーチャルをリアルに結びつけるですが、自宅では息子と図鑑を一緒に読みながらバーチャルを息子にインプットし、外出時や散歩の時にバーチャルをリアルに結びつけます。これを息子が喜びます。
散歩中の一コマです。
図鑑にもいたね。
ダンゴムシは何食べるの?
ん~とね。
落ち葉とか、何でも食べるんだ!
なんでも食べるんだよね。
この固いコンクリートも食べるんだよ。(図鑑調べ)
そして自宅に帰って復習ですね。図鑑をみながら
さっきダンゴムシいたね。
いたね。ほらコンクリート食べてるんだよ。
次の散歩ではテントウムシ見つけようね。
親が子供の好奇心を育む=子供が賢い子に育つこの意識を持ちながら子供と接すると、子育てがもっと楽しくなります。
まとめ

私は「賢い子」に育てる究極のコツこの一冊に出会い育児の考え方が変わりました。
とくに乳幼児期の育児の考え方が変わりました。当初は早期英語を考えていましたが、いったん考え直し好奇心、音楽、運動を目標に育児を楽しもうと切り替えました。
2~3歳は好奇心
3~4歳は音楽と運動
これを育みたい!夫婦間で話し合い、毎日楽しみながら息子の好奇心、音楽と運動を育んでいます。ですが英語耳は2歳から取り入れています。
本当に育児の考え方が変わる一冊でした。
- 親は常に読書をして勉強する
- この本は「育児の考え方」を変えてくれる
- 本を読んだ後から育児がもっと楽しくなる
16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ
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