この記事について
赤ちゃんは五感の刺激が大切であること。
さらに五感の発達順番について説明しています。
赤ちゃんの時期から五感の発達を意識することが「いかに大切か」わかりやすく説明しています。
赤ちゃんのときに必要なこと

0歳から6歳までに脳の90%は出来上がる!?
これは育児書などを読んでいるとよく出てきます。
もっとも有名な「スキャモンの発達曲線」と言われる論文データで、1930年にアメリカの医学者・人類学者であるスキャモン博士の論文です。
ただ一方で、これは間違ってるなどの説もあります。
スキャンの発達曲線ってどうなの?
んー…主観だけどスキャモンはあながち間違いではないと思うよ。
では何を信じればよいか?
「赤ちゃんの時期から五感の発達・五感の刺激を意識する」
これだけは数多くの育児書を読んで共通している部分でした。
赤ちゃんの頃から脳にある神経細胞は大人の数と変わりがないとされています。
ですが肝心なのは、その神経細胞をつなぐシナプスが発達するかしないかです。
刺激されて進化するか、刺激されずに退化するかで神経細胞の活躍の度合いが変わってきます。
つまりすべての始まりは五感の刺激から始まるということです。
次にわかりやすく五感のメカニズムを解説します。
五感のメカニズムを簡単に説明

五感が刺激されると電気信号となりシナプスを伝って神経細胞(ニューロン)に届きます。
そして神経細胞で情報が処理され考えや行動を起こす指示を送ります。
簡単に言えば五感で感じたことを脳で処理し考えや行動を起こしているということです。
私たちが何をするにもこれの繰り返しなのです。
生活、スポーツ、音楽など全ては五感で感じて脳で処理され行動にうつす。
五感は刺激されることで、鋭くなり脳に情報伝達するシナプスも多く作られ太くなると言われています。
この五感の感覚が鋭く、シナプスの量が多く、シナプスが太い子に育むことが全てのことに有利に働くということです。
0歳~3歳までの子育てで大切にすることは、とにかく五感への刺激を意識して子育てに取り組むこと。
すると五感が鋭く育まれシナプスの量が多く太い子に育ちます。
赤ちゃんの時期から五感を刺激できる「おもちゃ」

赤ちゃんのうちに十分に五感を刺激し発達させることで成長能力が変わってくる。
普段の生活の中で五感は刺激されていきますが、もっとも効率的に刺激できるのが「おもちゃ」です。
では効率よく五感を刺激するおもちゃとは?
それは木製玩具(木のおもちゃ)です。
近頃は木育という言葉を良く耳にしますが、木にはおもちゃとしてのメリットが多くあります。
木製玩具の必要性をもっと詳しく知りたい方はこちら↓

この流れで赤ちゃんの五感の発達順番も理解しておきましょう。
五感の発達には順番がある

赤ちゃんの五感はママのお腹の中にいる頃から発達していきます。
五感の発達の順番を知識として知っておくことは自身の子育てを助けます。
①最初の五感は「聴覚」
赤ちゃんの五感で最初に発達してくるところは
- 聴覚
生まれる前(お腹にいる頃)から話しかけると良いと言われます。
ママのお腹にいる頃から聴覚は発達していきます。
赤ちゃんの聴覚にいっぱい刺激を送ってください。
刺激を受けた分、五感が刺激されシナプスも成長します。
聴覚の次は?
②次の五感は「触覚」「嗅覚」「味覚」
次に発達する五感は
- 触覚
- 嗅覚
- 味覚
赤ちゃんは触覚や嗅覚が敏感です。
人間は不十分なところは他で補おうとするものです。
赤ちゃんは視覚が不十分なので触覚、嗅覚、聴覚は敏感になるのです。
③最後の五感は「視覚」
最後は
- 視覚
赤ちゃんの視覚は1歳頃まで十分に見えないと言われています。
ですので色味の強いおもちゃは必要ありません。
おすすめは優しい色・色が少ないものです。
【まとめ】赤ちゃんの五感刺激と発達順番

赤ちゃんの頃に五感が十分に発達していれば、大きくなってからの吸収力や発揮力に大きな差が生まれる。
簡単すぎる考え方かもしれませんが、大人になって10しないとわからない人間が五感が発達していることで2をするだけでわかる人間になるということです。
要するに全ての能力(スペック)が高くなるということです。
その時代を乗り切れる人間になるためにも赤ちゃんの頃からの五感発達に意識をして子育てに取り入れてたいですね。
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