- くもんわごむパターンボードと木製ジオボードはどっちがおすすめ
- くもんわごむパターンボードのねらいや効果
- パターンボードの見本や問題を紹介
- 年齢別わごむパターンボードの遊び方を紹介
小学校受験に必要な点描写や中学校受験に必要な図形センスが遊ぶことで幼児期から身につく優れもの「くもんわごむパターンボード」を紹介します。
この写真は息子が隔週で通っているアトリエでパターンボード遊びをしていた時の写真です。
息子が年中(3歳)の頃、年中友達2人と輪ゴムピンボード遊びをしていますが、明らかに作品の質が違うと思います(手前の赤いわごむの2つが息子の作品)。
息子は2歳頃から「くもんわごむパターンボード」で遊んでいた影響なのか、あまり他人と比較するつもりはありませんが、こんなにも自由に作る作品でも差があるのかと思ってしまいました。
左:年中息子の作品 右:年中お友達の作品
くもんのわごむパターンボードは対象年齢が3歳からですが2歳からおすすめです。
くもんわごむパターンボードはどんな商品
わごむを使ってピンにわごむをかけて目的とする図形を作る。
図形のセンスが育まれることはもちろん、遊んでいくことで三角形、四角形、六角形、台形、ひし形などのいろいろな形の図形操作も高めることができます。
くもんわごむパターンボード付属のセット内容
画像:Amazon公式
- 19ピンボード 1枚
- 81ピンボード 1枚
- 19ピンカード 15枚
- 81ピンカード 15枚
- わごむ 6色90種類 90本
- ガイドブック1冊
ピンカードは19ピン用15枚、81ピン用15枚あります。共に裏表に見本問題がありますので問題は30問ずつあり最大で60問になります。
くもんわごむパターンボードをするねらいと効果
- 巧緻性・指先のトレーニングになる
- 図形センスを遊びながら育める
- 点図形・点描写問題の具体物として理解が深まる
それぞれ詳しく説明します。
巧緻性・指先のトレーニングになる
「指先でピンにわごむをはめる」それだけで巧緻性は磨かれます。
2歳3歳頃は輪ゴムを真っ直ぐピンにかけるだけでも難しかったりします。その積み重ねで徐々に簡単になりパターンボードの見本問題を解いたり、パターンボードで自由に表現した作品を作ることが出来るようになります。
比較することではないですがパターンボードを経験している子としていない子では遊び方の質に差が生じてきます。
図形センスを遊びながら育める
中学校受験の算数では「文章題」「図形」がカギを握ります。
そこに照準を合わせるには乳幼児期からの遊びで図形感覚を磨いておくことは中学受験の算数に必ず役立ちます。
息子が1歳から通っている算数図形教室でもパターンボードは必須教材です。遊びながら図形センスを磨くのはパターンボードが良いと先生もおっしゃっています。
点図形・点描写問題の具体物として理解が深まる
小学校受験などの分野で点図形・点描写がありますが、プリントにはない具体物で理解を深めることができます。
点描写をペーパーで行っていてあまりイメージできていないなと思ったときこそ、わごむパターンボードで立体的に頭にイメージさせていくとペーパーもスムーズに出来るようになてきます。
くもんわごむパターンボードのメリット
4歳(年中)息子の作品
パターンボードやジオボード遊びは図形感覚を育むにあたり良質な遊びとされているため昔から人気があります。
木製のジオボードは見たことがあると思いますが昔からあるのでそのスタイルは変わりません。
木製ジオボード
正直、2歳ぐらいから木製ジオボードで問題を解きながら遊ぶのは難しいです。それに比べ公文は2歳ぐらいからできます。
くもんのパターンボードは他社のジオボードより簡単
くもんのわごむパターンボードは難易度調整が簡単にできるのが最大のメリットです。
簡単な問題から難しさを感じさせず、どんどんレベルを上げていくことができます。親が問題を考えずにカードの順番通りに遊んでいけば良いです。
【なぜ木製ジオボードで問題を解くのが難しいのか】
木製ジオボードは見本問題を見ながら見本と同じようにわごむをハメるのが難しいです。
その点くもんのわごむパターンボードはピンボードに見本カード入れてそこにわごむをハメることができるから簡単なのです。
くもんのわごむパターンボードの方が木製ジオボードより難易度の調整が簡単に出来るということです。
カードをピンボードに入れることで、そのまま見本の絵に沿ってわごむをハメることができるのでパターンボードの導入には理想的です。
これなら簡単にできます。
くもんわごむパターンボードの見本を一部紹介
くもんわごむパターンボードの見本問題を一部紹介します。
簡単な見本問題と難しい見本問題をそれぞれ紹介します。
19ピンボードの簡単な見本問題と難しい見本問題を紹介
左:レベル1 簡単 右:レベル30 難しい
19ピンボード用の見本問題カードは15枚あり表裏に問題があります。難易度はレベル1~30までになります。
81ピンボードの簡単な見本問題と難しい見本問題を紹介
左:レベル1 簡単 右:レベル30 難しい
81ピンボード用の見本問題カードは15枚あり表裏に問題があります。難易度はレベル1~30までになります。
くもんわごむパターンボードの遊び方と問題
2歳3歳の遊び方と問題【初級編】
19ピンボードに①のカードを差し込み右下に記載しているわごむを使いピンにわごむをハメるだけです。
そして徐々に難易度を上げていきます。
19ピンボードの最難問の㉚になります。
19ピンが出来るようになったら81ピンにレベルを上げていきます。
81ピン用のカード①からやります。
※子供がやる気のないときは無理しないことです。いつでもできますし時期によっては集中してやる時期もあると思います。
81ピン最難問の㉚は難しいです。
できなくても大丈夫なので81ピンの問題がいくつか出来るようになってきたら私が紹介する上級問題を試してみて下さい。
4歳以降の遊び方と問題【上級編】
上級編の遊び方と問題を紹介します。上級編では親が作る見本問題を反対にする問題と、親が作る見本問題を右90度に変化させる問題です。(左90度でも良いです。とにかく頭で図形を動かすことが目的です)
ジオボードに慣れてきたらおすすめしたいのが『右90度回転問題』これほんと頭の中で図形動かすの強くなる。ジオボード4分割して、問題作って、3箇所右90度回転させた図形を作ってもらうの。 pic.twitter.com/E6ChW0sZ67
— れんし@知育大好きパパ (@Rennshi2) May 12, 2022
右90度回転遊びをお互いに問題出し合ったりして楽しんでいます。4歳息子が問題を解いているものを動画にしています。
慣れていないと子供はボードを回転させたり、自分が回転したりするので、ボードや視覚は固定させて遊ぶのが効果が高いです。
【まとめ】くもんわごむパターンボードで図形センスを磨く!
小学校受験や中学校受験を考えている方は必須なおもちゃと言っても良いです。
小学校受験に必要な点図形・点描写をペーパーだけではなく具体物としてイメージ化できます。
中学受験のカギになる算数の「文章題」「図形問題」を解く土台作りをしてくれます。頭の中で図形を動かす力が育まれます。
算数や図形に力を入れている教室ではわごむパターンボードはカリキュラムに取り入れられているとこが多くあります。