- ごっこ遊びが好きな男の子が心配
- なぜごっこ遊びをするの?
- ごっこ遊びをする子の特徴は?
- ごっこ遊びをしない子の特徴は?
男の子なのにごっこ遊びばかりするから心配です…。
こんな悩みを抱えているお母様がいました。
まず疑問だったのがそもそも、このお母様は男の子がごっこ遊びをするのがおかしいと思っているということです。
男の子のごっこ遊びはおかしいのでしょうか?
多くの専門家は「ごっこ遊び」は幼少期の遊びとして素晴らしい遊びとしています。
女の子だろうが男の子だろうが関係なく、子どもがする遊びとしてごっこ遊びは最高に良いのです。
ごっこ遊びで育む効果はこちらで紹介しています↓
ここからは、なぜ子供はごっこ遊びが好きなのか?ごっこ遊びをする子しない子の特徴などを紹介し、記事を読み終わる頃には子供のごっこ遊びに対する印象が変わります。
なぜ子供はごっこ遊びが好きなのか?
おままごとキッチンで遊ぶ2歳の息子
ごっこ遊びが幼児にとって魅力あるのは遊びを「自由に変化させる」ことができるからである。
つまり時間・場面を変化させ、役割・行為を変化させ、約束事も変化させるのが楽しいのである。
田口氏の論文:ごっこ遊びの研究~1・2歳児のごっこ遊びと援助のあり方~
論文で言っているように、子供は年齢や発達に合わせながら、遊び方にとらわれず自身で自由に遊べることが楽しいのです。
遊びを自由に変化させるのが楽しいということは、遊びを自由に変化させる力がないと楽しめないともとれます。
この遊びを自由に変化させる力は何なのか見ていきましょう。
ごっこ遊びをする子は何の能力が高いのか?
自宅でごっこ遊びをする3歳息子
ごっこ遊びをする子は何の能力が高いの?
- 観察力と記憶力
- 表現力と演技力
- 想像力と創造力
- 語彙力と社会性やコミュニケーション能力
ポイントになるのは先ほど説明した「遊びを自由に変化させる力」です。
この力はごっこ遊びで育む効果の中で言えば「想像力と創造力」になります。
創造する力が高い子ほど、ごっこ遊びは楽しめるということです。
ごっこ遊びをする子の特徴
積み木を使って演劇ごっこ遊びをする4歳息子
この流れから行きますとごっこ遊びをする子の特徴として創造する力が高い子ということになります。
- 絵を描くことが好き
- 工作をするのが好き
- 積み木遊びが好き
- ブロック遊びが好き
このように、ごっこ遊びをする子の特徴として、何もない状態から0⇒1を作りだす遊びが好きな子が多いということ。
つまり、ごっこ遊びをする子は想像力と創造力が高い子ということになります。
ちなみに0⇒1力はSTEAM教育で重要とされている力です。
ごっこ遊びをしない子の特徴
積み木と人形で作る虫モンスターの世界4歳息子作品
そしてごっこ遊びをしない子の特徴としては「想像力と創造力」の発達が著しい子になると思われます。
例えば、レゴブロック遊びでも自由に自身で創造しながら作ることはあまりせず、説明書通りに作ることが好きということです。
想像力と創造力をあまり必要としない遊びを好みます。
私も専門的にはわかりませんが、わかりやすい記事を見つけました。
ロココブログさんのASDごっこ遊びが苦手だったのは創造力が関係しているという記事です。
この方はご自身の経験やお子様の経験から分析しているのでとにかく読みごたえがありました。
【まとめ】ごっこ遊びが好きな子はとことん遊ばせよう
大好きな積み木とレゴを使って演劇ごっこ遊びをする4歳息子
なぜ好きなのかは「遊びを自由に変化させることができるから」です。
そしてごっこ遊びは遊びながら育む効果が高いということも素晴らしいポイントです。
さらに、ごっこ遊びをするということは「想像力と創造力」の力が高いということで、「想像力と創造力」の力が著しいと、そもそもごっこ遊びをしたがらないということです。
なので、ごっこ遊びが好きな子は男の子だろうが女の子だろうが関係なく、とことこんごっこ遊びさせてあげることが知育効果も高く、良い方向に向かうということです。
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