- ブロックの知育効果は何がある?
- ブロック遊びが好きな子の特徴や性格は?
- ブロック遊びは何歳から?いつからがいいのか?
- 東大生から学ぶ!レゴブロックが好きな子は賢くなる?
- 東大生が好んだおすすめレゴブロックは何か?
ここではブロック遊びの素晴らしさや上記のような悩みを解決できる内容になっています。
さらにブロック遊びと言ってもいろんな種類のおもちゃがありますが、レゴブロックに特化してブロック遊びでどんなものが得られるのか?育まれるのか?気になるところを詳細に解説しています。
すべて読み終わる頃にはレゴブロック遊びを自宅に導入したい!と思いますよ。
ブロックの知育効果は何がある厳選7選
- ブロック遊びで巧緻性(指先の器用さ)が身につく
- ブロックに取り組むことで集中力が身につく
- 作り上げたときの達成感で自己肯定感が身につく
- 考えてブロック遊びをすることで思考力が身につく
- ブロックで育む想像力と創造力
- ブロック遊びで空間認知能力を身につける
- ブロック遊びはコミュニケーション力が磨かれる
それぞれ詳しく知育効果を説明します。
ブロック遊びで巧緻性(指先の器用さ)が身につく
ブロック遊びで巧緻性を育みます。
モンテッソーリ教育の創始者マリア・モンテッソーリが言っている乳幼児期のとくに6歳までは、指先=「吐出した脳」と言われるぐらい指先を使うことは大切です。
簡単に言うと指先を使えば使うほど脳が発達するのです。
その点を考えるとブロック遊びは細かい部品を取って掴む動作や、指先の感覚に集中してブロックを繋げる遊びをしているだけで巧緻性(指先の器用さ)が身につきます。
ブロックに取り組むことで集中力が身につく
ブロック遊びは集中力も育みます。
ブロックを繋げる動作や、自身で思考しながら遊ぶブロック遊びは集中しているのが良くわかります。ブロック遊びをしているときに急に静かになったりする場合は、集中=フロー状態になっていることがほとんどです。
この経験を乳幼児期に多く経験することで徐々に集中力も育まれていきます。
作り上げたときの達成感で自己肯定感が身につく
ブロック遊びは自己肯定感も育みます。
自分で考えて作品を作る過程でブロックを思い通りに繋げたり、創造したものが作品として表現できたりすることは、やり遂げた喜び、完成した喜び、自分は出来る!喜びへと繋がります。
この感覚が子供の自己肯定感を育みます。
考えてブロック遊びをすることで思考力が身につく
ブロック遊びで思考力も身につく。
ブロック遊びは何もない状態のパーツを一つ一つ繋げて遊ぶものです。この何もない状態のパーツを繋げていき、自身が表現したいものを作り上げる感覚は思考力を使います。
この積み重ねがどんどん思考力を育んでいきます。
ブロックで育む想像力と創造力
ブロック遊びで想像力と創造力が育まれる。
先程もお伝えしましたが、ブロックは何もない状態(ただのブロックパーツ)から、何かを生み出す様に想像します。その想像を基にブロックを繋げたりしながら創造物を作り上げる、この0⇒1を作り上げるブロック遊びが想像力と創造力を育んでいきます。
ブロック遊びで空間認知能力を身につける
ブロック遊びで空間認知能力が身につきます。
空間認知能力は、ものごとを立体的に見る力や、距離感、間隔、方向など、目に見えるものを感覚的に想像し測れる能力です。
この空間認知能力は後天的に伸ばせます。
ブロック遊びは頭の中でイメージしながら遊んでいくので、このイメージすることこそが、ものごとを立体的に見る力、距離感などを図れるようになってくるのです。
この積み重ねが空間認知能力を高めていきます。
ブロック遊びはコミュニケーション力が磨かれる
ブロック遊びはコミュニケーション力も育まれます。
ブロック遊びが上手になってくるとジオラマ作り(立体模型)をするようになります。こういったジオラマ作りが出来るようになると自分の世界観を作品で表現するようになります。
そのジオラマ作品から「ごっこ遊び」に発展したりすることで「物や人になりきり」遊びながら会話をしたりすることで社会性やコミュニケーション力が育まれていきます。
ブロックが好きな子の特徴や性格は?
ブロックが好きな子はどんな子?
例えばブロックなど単純なパーツから何を作るかをイメージして、計画し、それを実際に作り上げていく子はどんな子なのか。
それはとくに「集中力」「創造力」「イメージ力」3つの能力が高い子です。
その理由として、レゴジャパン株式会社が東京6大学出身者の方々600名に幼少期のレゴブロック遊びについてアンケート調査を行った結果の中に「幼少期にレゴブロック遊びで得られる能力は何か?」という問いがあります。
その中で「集中力」「創造力」「イメージ力」の3つが高い回答となっていました。
ということはレゴブロック遊びが好きな子はこの3つの能力「集中力」「創造力」「イメージ力」が高いともとれます。
なぜブロック遊びを必要とするのか?
なぜブロック遊びを必要とするの?
それはブロック遊びの知育効果にあります。
これからの時代は私達が想像できない未知なる世界になります。
その時代を生き抜く子どもたちはAIなどを相手にしていかなければなりません。
いわば自身のイノベーションがとても大切になるのです。
「創造力」どうしたら育めるのか?脳科学者の茂木先生が言っていますが創造力は
【創造力=体験した記憶+意欲】と言っています。
そしてブロック遊びの醍醐味は子供が「体験した記憶」などをブロックで「作りたい!」という意欲を育みながら表現「創造」できることです。
これこそが毎日の遊びから創造力を伸ばすことに繋がるのです。
ここからはもっと説得力のあるレゴジャパン株式会社がアンケート調査を行った結果を紹介します。
東大生から学ぶブロック遊びが好きな子は賢くなる?
レゴジャパン株式会社が東京6大学出身者に「幼少期にレゴブロック遊びをしていたか?」をアンケート調査した内容が面白いのでシェアします。
結果的に東京大学出身者約70%の方々が幼少期にレゴブロック遊びをしていたことがわかったのです。
【アンケート調査概要】
- 調査対象:東京六大学(東京大学/早稲田大学/慶応大学/明治大学/立教大学/法政大学)出身者
- 調査人数:計600名(各大学100名)
- 調査期間:2018 年 2月 2 日(金)~2018 年 2 月 5 日(月)
- 調査方法:インターネットリサーチ
東京大学出身者とレゴブロック遊びの関係性
- 東大出身者に対する、「あなたは今までレゴブロックで遊んだことがありますか?」という質問に対して、68%が「経験あり」と回答。
- 「子どもの頃にレゴで遊んだという経験が、自身の能力やセンスに影響がありましたか?」という質問に対し、東大出身者も85%が「影響があった」と回答している。
- 「影響があった」と回答した東大出身者の約2人に1人が「集中力」、「創造力」、「イメージ力」の3つの力を伸ばすことに役に立つと回答。
- 東大に入るために一番必要な能力は、「集中力」であると東大出身者の3人に1人が回答。
引用:PRTIMES
【補足】アンケート調査内容②③の能力で「影響があった」この選択項目は以下10項目
※集中力、目的達成力、アイデアを膨らませる創造力、空間構成力(イメージ力)、柔軟な思考力、論理的思考力、豊かな表現力、ひらめきを得る想像力、その他の能力、とくによい影響はなかった。
【アンケート調査結果のまとめ】
約70%の東大生がレゴブロックの経験者ということがわかります。
さらに85%の東大生が幼少期にレゴブロック遊びをしており自身の能力に影響があったと答えています。
その影響があった能力は「集中力」「創造力」「イメージ力」。
この3つの能力で東大に入学するのに1番必要な能力が「集中力」と3人に1人が答えており、レゴブロック遊びで「集中力」が育まれることがわかります。
東京大学出身者の幼少期とレゴブロックの関係性について
- 東大出身者は他大学と比べて「レゴを親や家族からプレゼントされた」方が多く50%以上にも及んだ。
- 東大出身者の子どものうちレゴで遊んでいる子どもは64%で、他大学出身者の子どもより12.5ポイント高い。
引用:PRTIMES
【アンケート調査結果のまとめ】
東京大学出身者がレゴブロックで遊び始めたきっかけは「親や家族にプレゼントされた」という回答が58%と半数以上を占めている。
さらに自分の子供はレゴブロックで遊ばせていますか?という問いに対し、東京大学出身者の回答は64%で「遊ばせている」と回答している。
この内容からは、親⇒自分⇒子供へとレゴブロック遊びが受け継がれていることがわかります。
東京大学出身者の好きなタイプのレゴブロックについて
- 「説明書無しで自由に組み立てるタイプのレゴを好む方」は94%で、「説明書付のレゴを好んでいた方」22%より4倍以上高い。
- 他大学出身者と比べて、東大出身者の方が、この傾向が約8ポイント高い。
- 東大出身者の71.0%が「説明書無しで自由に組み立てるタイプのレゴ」は、「創造力」を伸ばすことに役立つと回答。
引用:PRTIMES
【アンケート調査結果のまとめ】
「説明書等がなくゼロから作るシリーズ」または「説明書等、最初からセットがありテーマに基づいて作るシリーズ」のどちらで遊んでいたか?の問いに対し、東京6大学全て75%を超えていたのが「説明書等がなくゼロから作るシリーズ」でした。
さらに東京大学出身者の方は「説明書等がなくゼロから作るシリーズ」で遊んでいたという回答が93.9%と1番多くいました。
加えて、東京大学出身者の71.0%の方が「説明書無しで自由に組み立てるタイプのレゴ」は、「創造力」を伸ばすことに役立つと回答されています。
じゃあ種類が数多くあるレゴブロックの中でで東京大学出身者が好んだレゴブロックはどれなのか?
東大生が好んだおすすめレゴブロック遊びは?
- レゴデュプロ
- レゴジュニア
- レゴクラシック
- レゴシティ
- レゴフレンズ
- レゴクリエイター
- レゴテクニック
- その他キャラクター系レゴ
これだけレゴブロックの種類があります。それぞれにどんな特徴があるのかわからないと思います。そんな時はこちらの記事をお読み下さい↓
上記の記事でもお伝えしていますが、東大生が好んだとされるおすすめレゴブロックはレゴクラシックシリーズだと思っています。
その理由ですが、レゴクラシックは他のレゴと同様に説明書を見ながら作れる遊び方もできますが、それに加え他のレゴと違うところは「自由度の高さ」にあります。
「説明書がなくゼロから作る」をレゴシリーズのどれに当てはまるかを絞り出したらレゴクラシックに行き着くのです。
レゴクラシックについて詳しく知りたい方はこちら↓
【悩み解決】レゴクラシックの初心者おすすめ購入順を経験から解説
【まとめ】ブロック遊びはいつからがいいのか?
- ブロック遊びで巧緻性(指先の器用さ)が身につく
- ブロックに取り組むことで集中力が身につく
- 作り上げたときの達成感で自己肯定感が身につく
- 考えてブロック遊びをすることで思考力が身につく
- ブロックで育む想像力と創造力
- ブロック遊びで空間認知能力を身につける
- ブロック遊びはコミュニケーション力が磨かれる
ではブロック遊びの知育効果はこれだけ素晴らしいのだから早く取り入れた方がいいと思いますよね?
もちろん早くから取り入れても良いと思いますが、ブロック遊び同様に積み木遊びも侮ってはいけません。
積み木とブロックはどっちがいいの?おすすめの理想的な順番を解説
じゃあいつからブロック遊びを取り入れたらいいの?
もちろん0歳からでも良いと思いますが、私個人的には3歳ぐらいからで良いと思っています。
我が家の場合ですが、息子は3歳4ヶ月から初めてブロック(レゴクラシック)を与えて簡単にレゴクラシック遊びが好きになってくれました。
3歳の息子
4歳2ヶ月の息子