我が家には息子がいますが息子は積み木遊びも大好きですしブロック遊びも大好きです。
どのようにおもちゃを与えていったらそのように育ったのかをわかりやすく説明します。
おもちゃの与え方は親の戦略です。
積み木とブロックはどっちのがいいの?
この疑問の背景にはおそらくこんなことが隠れていると思います。
- 積み木とブロックはどっちが知育効果が高いのか?
- 積み木は何歳から?ブロックは何歳から?
- 積み木とブロック最初に与えるのはどっちが良いのか?
- 積み木もブロックも両方必要なの?
この疑問を解決していきながら、積み木遊びもブロック遊びも大好きな子どもになって頂きましょう。
それには「おもちゃの与え方」に戦略が必要です。
積み木とブロックはどっちがいい?
まず積み木とブロックはどっちのいいのか?
それは「どっちも良い!」が答えになります。
【積み木とブロックどっちも良い理由】
なぜなら積み木も良さがありますしブロックも良さがあります。
それぞれ知育効果の違いや、月齢の発達段階に合う合わないがあります。
結論からして積み木とブロックどっちも遊べるのが理想と思います。
積み木とブロックはどっちも良さがあるので両方好きになってもらうのが1番です。
この際、欲を出して子どもに積み木もブロックも大好きになって頂きましょう。
ただしそれには理想的な順番があるので最後まで読んで下さい。
積み木とブロックの根本的な違い
積み木とブロックには根本的な違いがあります。
それは繋がるか繋がらないかです。
積み木は繋がりません。
積んだり並べたりの繋がりはありますが、積み木同士が固定されて繋がるということはありません。
一方、ブロックは繋がります。
ブロック同士を繋げながら遊ぶものが大半です。
積み木とブロックの根本的な違いはそこにあります。
ですが積み木にもブロック似た性質を持つ積み木があります。
積み木を超えたブロックよりの積み木を紹介します。
積み木を超えたブロックよりの積み木
積み木を超えたブロックよりの積み木というのは
ネフ社のリグノです。
リグノという積み木は立方体の中に円柱が入る珍しい構造の積み木です。
立方体積み木の中に円柱が入ることにより写真の様に繋がった積み木遊びができます。
リグノとネフスピールの組み合わせで昔よく作ってたやつ、つり橋と骨 pic.twitter.com/PLxBmgsUtT
— うぐうぐ (@Camembert_Jam) January 17, 2017
さらにリグノは型はめパズルのような積み木遊びもできるので0歳1歳のお子様がいるご家庭にはとにかくファースト積み木としてお勧めしたい。
0歳児クラス
穴あき積み木(リグノ)が大好き!
穴の中に丸い積み木を入れることができると分かった子ども達。自分で丸い積み木を持って、穴をめがけて手を上手にコントロールして入れようとします😃
真剣な表情でチャレンジしている姿に、あとちょっと!と応援したくなっちゃいます♪ pic.twitter.com/KLR7i6V39S— NPO法人たっち あずさわ保育園 (@azusawahoikuenn) November 12, 2021
リグノや他の積み木についてはこちら↓
積み木とブロックそれぞれの知育効果
積み木遊びとブロック遊びはどんな知育効果があるの?
積み木遊びとブロック遊びはそれぞれ素晴らしい知育効果があります。
まずはそこから積み木遊びとブロック遊びの素晴らしさを知って自宅環境に取り入れていきましょう。
積み木遊びの知育効果はどんなものがあるのか?
積み木遊び夜活中の3歳息子
私と息子の経験からも積み木遊びは0歳から小学生、大人でも楽しめる対象年齢が1番広い遊びではないかと思うほど、簡単にも遊べますし難しくもなる遊びです。
そんな積み木遊びの知育効果はこちらです。
- 積み木遊びで巧緻性(指先の器用さ)が身につく
- 積み木に取り組むことで集中力が身につく
- 失敗しても挑戦することで忍耐力が身につく
- 作り上げたときの達成感で自己肯定感が身につく
- 考えて積み木遊びをすることで思考力が身につく
- 積み木で育む想像力と創造力
- 積み木で育まれる運動能力がある
- 積み木遊びで自然と身につくバランス力
- 積み木遊びで空間認知能力を身につける
- 積み木は図形の知識が育まれ数学力(算数力)の基礎となる
- 積み木遊びはコミュニケーション力が磨かれる
積み木の知育効果はこんなに多くあります。
積み木で遊ぶだけでこれらの知育効果を育むことができるのです。
もっと詳しく積み木の知育効果を知りたい方はこちら↓
ブロック遊びの知育効果はどんなものがあるのか?
レゴ遊び夜活中の3歳息子
- ブロック遊びで巧緻性(指先の器用さ)が身につく
- ブロックに取り組むことで集中力が身につく
- 作り上げたときの達成感で自己肯定感が身につく
- 考えてブロック遊びをすることで思考力が身につく
- ブロックで育む想像力と創造力
- ブロック遊びで空間認知能力を身につける
- ブロック遊びはコミュニケーション力が磨かれる
ブロックは様々な種類がありますが、何と言ってもレゴブロックは東大生の7割が幼少期に遊んだとされている遊びです。
これだけでもブロック遊びは知育効果が高い遊びとして認定できます。
もっと詳しくブロックの知育効果を知りたい方はこちら↓
積み木とブロックは両方必要なのか?
積み木とブロックは両方必要なの?
【積み木とブロックが両方必要な理由】
積み木とブロックのそれぞれの知育効果から似たような効果があるのは紹介した通りです。
それなら片方でもいいんじゃない?と思った方は少し残念です。
なぜなら似た効果内容があるということは子どもが両方を好きになるチャンスでもあるのです。
子どもが積み木遊びもブロック遊びも好きになる方がさらに両方の知育効果を高めることができます。
それこそが理想的と思います。
ただし積み木遊びもブロック遊びも好きになるには与え方の理想的な順番があります。
まずは積み木遊びとブロック遊びの難易度を理解しつつ、私が息子に行った積み木とブロックの理想的な与え方を参考程度に紹介します。
積み木とブロックの難易度はどちらが高いのか?
積み木の難易度について
0歳1歳頃は積み木の方が簡単です。
【積み木は「繋がらない(くっつかない)」がポイント】
積み木を並べたり、ちょっとした高さを積む程度の積み木は簡単です。
ですが積む高さが高くなるほど難しくなり、積み木を積むのがずれると崩れたり、思考が育まれてくる2歳3歳頃の積み木遊びは「思うようにできない」ことで難しさを感じることが起こります。
そうなると積み木遊びは徐々に難しくなるのです。
ブロックの難易度について
2歳3歳頃はブロックの方が簡単です。
【ブロックは「繋がる(くっつける)」がポイント】
0歳1歳頃はこのブロックを繋げる行為が難しさを感じます。
凸と凹を合わせる行為や仕組みがわからないので「繋がる(くっつける)」が上手く行かずブロックの楽しさがわからない場合があります。
ですが2歳3歳頃にはブロックをくっつける行為が簡単に出来るようになります。
そうなるとブロック遊びは徐々に簡単になるのです。
積み木とブロックを先に与えるのはどちらがいいのか?
先程、積み木とブロックの難易度を紹介しましたが、ここでは積み木とブロック先にどちらを与えたらよいかということをお伝えします。
ブロックを先に与えて積み木を後に与えた場合に起こりうること
例えば0歳から子どもにブロックを与えたとします。
【最初にブロック遊びから取り入れた場合】
ブロックは「繋げる行為」が0歳は難しいとお伝えしました通り、0歳からブロックを与えても子ども自ら楽しい!と思えるまでに至らないことがあります。
本来のブロック遊びは「繋がること」で楽しさが発揮できるおもちゃです。
子ども自ら凸と凹を繋げる発見ができないことや、凸と凹を繋げる見本を見せたとしても仕組みが理解できないのでスムーズに遊ぶことができません。
1歳後半ぐらいから徐々に理解できてくると思います。
焦らず月齢の発達に合わせてブロックを与えるタイミングを見定めるのが良いです。
積み木を先に与えてブロックを後に与えた場合に起こりうること
次に積み木を0歳から与えたとします。
【最初に積み木遊びから取り入れた場合】
積み木には音の鳴る積み木があったり、月齢の発達に幅広く興味を持たせる積み木があります。
そんな積み木を与えることで子どもは興味を示し、手に取ったり、舐めたり、投げたりしてくれます。
そうなると積み木を並べたり、積んだりと遊びが発展してきます。
積み木遊びは難易度の幅がとても広いです。
遊びの導入は簡単に遊べますが、思考が備わってくるあたりから、思うように遊べず難しさを感じる時期が必ず来ます。
思うように綺麗に並べられず難しさを感じる。
思うように積めなくて崩れることで難しさを感じるなど徐々に難しくなるのです。
導入が簡単なだけあって1歳2歳3歳頃はそこを乗り越えるサポートをしてあげてください。
次第に子どもが自ら楽しさをみいだし、集中力や忍耐力、創造力、やり抜く力などが育まれていきます。
その力がついてきてからブロックを与えると、ブロック遊びが簡単にでき積み木遊びもブロック遊びも楽しめるようになってきます。
積み木とブロック年齢別で与えたい理想的な順番
積み木遊びとブロック遊びが大好きな息子は、どのように積み木遊びもブロック遊びも好きになったのか?
年齢別で我が家の「戦略的なおもちゃの与え方」を紹介します。
【1つの参考として息子の話】
私は息子に生まれたときから戦略的なおもちゃの与え方をしてきました。
その理由の一つに積み木遊びとブロック遊びのどちらも好きになってほしい!という考えからです。
そのかいあって息子は積み木遊びもブロック遊びも大好きな子どもに成長しました。
そんな私がとった積み木とブロックの与え方や考えをまとめましたので紹介します。
0歳から3歳ぐらいは積み木をお勧めしたい
2歳頃の息子
まず0歳からは積み木のみを与えます。
積み木とブロックでは積み木の方が月齢が低い子には導入がスムーズです。
とにかく0歳から2歳3歳ぐらいまではとことん積み木遊びをする。
子どもに積み木遊びが楽しい!と思わせたら大勝利ですね。
積み木遊びをやりたがらない場合は工夫が必要です。
詳しくはこちら↓
【積み木遊びをやらなくなるケース】
0歳から3歳までに積み木遊びをやらなくなるケースで1番多いのが、ブロックなど積み木遊びより刺激の多いおもちゃを与えてしまうことです。
子どもが積み木遊びより他のおもちゃが楽しいと思ってしまうことは「刺激」によるものが大半です。
良いこともあると思いますが、私の場合は徹底して与えるおもちゃに関して刺激のコントロールをしてきました。
積み木遊びが大好きな2歳8ヶ月頃の息子です。
1歳頃から毎日毎日積み木遊びをしていたらこんなことが出来るようになりました。
3歳ぐらいまでは親子で積み木遊びを楽しんでほしいです。
積み木遊びは乳幼児期の遊びの中でも知育効果が素晴らしいので、3歳ぐらいまでは積み木遊びをやり込んでからブロック遊びを取り入れるのが理想的です。
【今だから言える懺悔】
息子が1歳の誕生日にアンパンマンブロックを頂いたことがあります。
ですがそれを息子に与えてしまうと、アンパンマンは刺激が強く、さらにブロックも積み木より刺激が強いので、そっちに息子の興味が行ってしまうと思い、そのまま実家に送った経緯もあります。
それだけ刺激のコントロールは意識していました。
3歳まで積み木遊びをやり込んだ息子の積み木作品集↓
3歳ぐらいからはブロックがおすすめ
レゴに夢中な3歳息子
そして3歳頃ぐらいにブロックを与えます。
なぜ3歳頃にブロックか?
正直3歳でもまだ早いかなと思っていたぐらいですが、息子からブロックが欲しいと言われたので購入しました。
3歳は発達的にもブロック遊びを楽しめる年齢になっています。
ブロックの凸と凹の仕組みや思考力も備わっているので、スムーズにブロック遊びができます。
【息子にブロックを与えた経緯】
3歳5ヶ月頃に息子から「なんで家にはブロックがないの?保育園はあるのに」と言われました。
とうとう来たかと思いました。
そこで私は「お家にもブロック欲しい?」と聞きました。
すると息子は「ブロック欲しい!」となったので購入しました。
3歳を過ぎてくると自我がしっかりしてきて思考力も備わってきます。
積み木遊びも好きになってくれたし、このタイミングでブロックを取り入れようとなりました。
1歳頃から積み木遊びで遊びの土台が育まれていると感じました。
最初からブロックのレゴクラシックを与えても、何の躊躇もなく素晴らしい作品を作り上げてきたからです。
なぜブロックにレゴクラシックを選んだのか?それには理由があります↓
4歳5歳は積み木とブロックの両方で遊べるのが理想的
3歳後半の息子
0歳から3歳ぐらいまでは積み木で遊んで、3歳4歳ぐらいからブロック遊びを取り入れた結果、4歳になる息子は積み木遊びもブロック遊びも大好きです。
4歳5歳ぐらいになると遊びは自身で選ぶようになります。
4歳2ヶ月の息子
息子の場合は気分によって積み木で遊んだり、ブロック(レゴクラシックなど)で遊んだり、0歳から遊びの積み重ねがあるから積み木もブロックも大好きな遊びになりました。
【まとめ】積み木とブロックはどっちもいい
積み木とブロックどっちが良いのか?
結論はどっちも良い!
積み木遊びもブロック遊びも好きになるように戦略を考えておもちゃを与えるのがおすすめです。
0歳1歳2歳3歳4歳5歳とその時期でどんな遊びやおもちゃが良いのか悩むと思います。
そこは親もある程度の軸をもって子どもと一緒に遊び込むことが、子ども自身その遊びを好きになる要素だと息子の成長から感じています。
積み木遊びやブロック遊び以外の遊びやおもちゃも同様で、最初はなんでも「関わる」ことが大切です。
積み木の購入を検討している方↓
ブロックならレゴクラシックがおすすめ↓