2歳3歳でパズルができなかった息子がパズル遊びが好きになった親の関わり方を紹介します。
パズル遊びは知育効果の高い遊びなので、私は息子にパズル遊びが好きになってほしいなと思っていました。
そんな思いから息子が2歳のときに無理やりパズル遊びをさせた結果、息子は一時的にパズル遊びが嫌いになりました。
それから私も関わり方を変えたことで、息子はパズル遊びが好きになってきました。
パズル遊びをに夢中な3歳息子
そんな私の経験から「子どもが2歳3歳でパズル遊びができない」と悩んでいる方に向けて私が経験したことを紹介します。
2歳3歳がパズルをできない理由はパズル遊びが嫌い?
まず2歳3歳でパズル遊びができない理由の一つに「パズル遊びが嫌い」「楽しくない」になっている子が多いです。
私の息子は2歳頃、一時的にこの状態になっていました。
そのパズル遊び嫌いを回避するためにも、息子の経験から3つの大切なことがありましたので紹介します。
- パズルの難易度が難しすぎる
- パズルの質が悪すぎる
- 親がパズル遊びを手伝い過ぎる
この3つは親が調節しないと子どもがパズル嫌いなりますので注意が必要です。
パズルの難易度が難しすぎる
難しすぎるものは嫌いになる。
乳幼児期の2歳3歳はイヤイヤ期など自我がでてくることもあり、「難しい」と感じると「面白くない」⇒「つまらない」⇒「やりたくない」⇒「パズルは面白い遊びではない」このように発展してしまいます。
一度こうなると「パズルは楽しい遊び」に戻すのが難しくなります。
じゃあどうしたらいいの?
年齢の難易度に合ったパズルをたくさんするのがおすすめです。
何枚か同じような難易度のパズルを用意してあげることが良いです。
「3歳で100ピースできたら…。」このような情報がありますが、その情報から我が子も3歳で100ピースさせるみたいな考えは持たない方がよいです。
そんなことは置いておいて、まず「パズル遊びが好き」にするのが目的なので失敗するリスクをあえてとらないようにしましょう。
パズル遊びが好きになれば、年齢が上がるにつれ簡単に難しいパズルもできるようになります。
パズルの質が悪すぎる
パズルの質が悪いのもパズル遊び嫌いになる要素を含んでいます。
私も息子といろんなパズルをした経験から、質の悪いパズルは子供がパズルを嫌いになったり、やらなくなったりするリスクがあると感じました。
値段が非常に安いパズルにありがちですが、パズルが薄く絵が剥がれたり、ピースが変形したりするもろいパズルです。
このようなパズルはピースがハメにくかったり、上手くハメたのに凸凹して綺麗に収まらなかったり、上手くできるはずのことがパズルの質が悪いことが原因で子供がパズルを嫌いになることがあります。
これはたった1回の経験でも子どもは嫌いになることがあるので気をつけた方が良いです。
親がパズル遊びを手伝いすぎる
親が手伝い過ぎることで子供がパズル遊びをやらなくなる。
このケースはパズル遊びを嫌いになるということではなく、パズルで楽しく遊ぶ感覚が育まれずパズル遊びをやらなくなるケースです。
できるだけパズル遊びの「自分でピースを取って考えてハメる」この一連の動作は手伝わないように意識する。
この一連の動作を手伝ってしまうと毎回「ママがやって!」「一緒にやって!」さらには子ども自身で考えなくなってしまいます。
ですが手伝っても良いこともあります。
それはピースを少し取りやすい位置に近づけるとか、絵が見えるように裏返っているピースを表にするなどです。
このサポートは乳幼児期の頃は手伝ってあげて下さい。
さらに、わからなくて諦めそうなときは「このピースはここかな?」みたいに誘導することもしていました。
子どもがパズルを好きになる具体的な親の関わり方
子どもがパズルを好きになるには親の関わり方が大切だと気がつきました。
息子は1歳2歳前半はタングラムや型はめパズルを中心に遊んできました。
そして2歳半ぐらいからジグソーパズル遊びを本格的に取り入れてきました。
最初は思うようにパズルができなかった息子ですが、私も息子への関りをいくつか意識したことで徐々にパズルが出来るようになりました。
パズルの知育効果は素晴らしいので、息子にパズル好きになってほしいと思っていました。いろいろ遊びながら観察し、試行錯誤した結果、息子はパズル遊びが好きになってくれました。
- パズルの難易度は必ず優しくする
- 親と一緒にパズルをやる
- モチベーションがあがる声掛けをする
- 最初に絵を楽しみ物語を作る
この方法を意識したことで息子はパズル遊びが好きになりました。
パズルの難易度は必ず優しくする
最初の頃のパズル遊びの難易度設定はとても大切です。
その理由は単純で子どもにとって「難しい」と感じることは「やりたくないに発展する」からです。
「難しい⇒面白くない⇒やりたくない」このサイクルを乳幼児期で経験すると嫌いになります。
さらに一度嫌いになると好きにさせるのは難しいです。
多くの親は乳幼児期の子どもがうちの子はこの遊びは「する」「しない」など言います。
確かにその子の性格で多少なりとも関係することはあると思いますが、この点は親が「本当に楽しい遊びと思わせることができているか」も考えなければいけません。
マリア・モンテッソーリも言っていますが「乳幼児にできないものはない!」私も好きな言葉です。
息子もおうち遊びであらゆる遊びを選択する比率は違いますが、まんべんなく遊びます。
それは夫婦として心がけていることは子供が難しいと感じる、感じそうな遊びは与えないようにしています。
子供がこのレベルはできたからといって、すぐにレベルを上げず何度もやりこむ、積み重ねる意識で遊ばせています。
本当に物足りなそうになった段階で次のステップに行くのがおすすめです。
まずは嫌いにさせない!ことが大切です。
隣通し親子でパズルをして遊ぶ
親と一緒にパズルをやる
親と一緒にパズルをやると言っても親がやってあげるのはパズル好きな子にはなりません。
1歳2歳頃は一緒にパズルをしながら子ども自らが「できた!」を掴めるように導いてあげるのが大切です。
ピースをはめる感覚や絵が完成する感覚を楽しいと思わせるように「大好きな親と一緒にパズルで楽しむ」感覚をつけていくのが第一歩です。
そして2歳半以降や3歳になれば、その子ができる難易度は違いますが一人でできるようになってきます。
その時が来たときは親子で違うパズルをする環境を作るのがパズル好きになる秘訣です。
3歳息子。今日は久しぶりにパズルを選んだ。息子『パパ!どっちが早くできるか勝負しよ!』そんなこんなで30〜48ピースのパズルを4枚サラッとやり遂げ、まだ終わってないパパをみかんを食べながら『頑張ってね!』と言ってくる。さらに息子『パパのみかん剥いててあげようか?』😭 pic.twitter.com/CvyPblIWZV
— れんし@知育大好きパパ (@Rennshi2) November 9, 2021
向かい合ってパズルで勝負
モチベーションがあがる声掛けをする
1歳2歳の頃は子どものモチベーションがあがる声掛けはとても大切です。
子どもが自分は出来る!この感覚をつけてあげる声掛けはパズルを好きになり、自己肯定感も強くなります。
1歳2歳は親の「できたね!」が1番効果があると息子から感じてます。
上手に子どもが「できた!」ができるように見守りながらサポートして「できた」ときに「できたね!」を伝えていきましょう。
この積み重ねがパズルを好きになる大切な声掛けです。
3歳息子とパズル遊び。楽しい雰囲気で遊ぶ。一緒に個々でパズルをする。たまに声かけ。声かけの種類は豊富に。困ってるとき、イライラしてるとき上手に誘導。たまに競争心だす。ゆっくりじっくりやることの大切さも伝える。パズル遊びは楽しいと感覚的に植え付ける。 pic.twitter.com/gdrvNCcALv
— れんし@知育大好きパパ (@Rennshi2) August 30, 2021
2歳半以降や3歳になると自ら思考しながらパズルができるようになります。
3歳の息子。今日の遊びはパズルを選んだ。ちょっと挫けそうになるときもあるけど、パパが必ず優しくサポートしてあげる。君は絶対できるよ。 pic.twitter.com/c8gTyOBSox
— れんし@知育大好きパパ (@Rennshi2) June 2, 2021
最初にパズルの絵を楽しみ物語を作る
子どもはパズルの形から入りやすいですが絵を楽しむ喜びを与える。
子どもはパズルピースの形から入っていきます。
それはそれで良いのですがパズルの絵を楽しむ声掛けをしてあげて下さい。
パズルを始める前にパズルの「絵」を見てどんな絵か?何がどこにいて何が何をしているかなど絵の物語を子供と一緒に話すと良いです。
2歳3歳におすすめのジグソーパズル
1歳頃はジグソーパズルは難しいと思いますので、型はめパズルを用いてパズル遊びの土台を作ることをお勧めします。
そして2歳3歳ぐらからジグソーパズルを取り入れていくことをお勧めします。
その際、難易度調整が行いやすい公文のパズルはお勧めです。
我が家は個人的にヨーロッパのパズルが好きなので2歳3歳におすすめジグソーパズルはラベンスバーガー社とラ―セン社を自宅環境に用意しています。
【まとめ】2歳3歳はパズル遊びを好きにさせることが大切
「3歳で100ピース」この情報にとらわれてはいけません。
まずはパズル遊びを好きになることが大切です。
そのためには「パズル遊びは楽しい」と子どもが思うようになれば、自然と難易度の高いパズルも楽しむようになってきます。
2歳3歳の関わり方が4歳5歳の「パズル遊びを楽しめる子になる」に大きく関係してくると息子との経験から感じています。
この写真は4歳息子が「パズル5枚を早く完成させた方が勝ち遊び」を私に挑み、私に勝利したときの息子が喜んでいる写真です。
向かって左が私のパズルで、向かって右が息子のパズルです。
私と息子のパズルは息子がすべて選んでいます。
もちろん難易度は私の方が難しくなっていますが、ほぼ変わらないピース数のパズルで負けた私は悔しいです。
4歳で25~48ピースのパズルを5枚ぶっ通しで完成させる集中力がついたことは、息子にとってパズル遊びが楽しい遊びとなっているのです。
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