今回紹介するのは知育遊びの代表格パズルです。
積み木、パズル、レゴブロックは知育効果の高い遊びの3大と言っても良いぐらい有名な遊びとして世界的にも広まっています。
- ジグソーパズルは何歳がおすすめか?
- ジグソーパズルの知育効果
- パズルを嫌いにさせないための方法
- 子供をパズル好きにするサポート方法
ジグソーパズルは何歳からがおすすめか?

ジグソーパズルができるのは1歳ぐらいからできます。
ただし1歳ぐらいからジグソーパズルを行うのがおすすめかと言われると悩ましいところです。
その理由は子供がジグソーパズルを難しいと感じたら、今後のジグソーパズル遊びが嫌いになるおそれがあるからです。
子供の成長具合を観察し、やらせてみて出来そう、好きそうならやらせてみるぐらいの感覚が良いです。
ジグソーパズル遊びのおすすめ年齢はいつか?
それは2歳3歳ぐらいがおすすめです。
2歳3歳になると考える力がついてきます。ジグソーパズルの形や絵を見てパズル遊びが楽しくなる思考が備わるのです。
ジグソーパズルで育まれる知育効果とは?

ジグソーパズルで育まれる知育効果はたくさんあります。
今回はその中でも4つの力に絞ってパズル遊びで育まれれる知育効果を紹介します。
- 記憶力
- 思考力
- 集中力
- やり抜く力
それぞれの力を見ていきましょう!
パズル遊びから記憶力が高まる
視覚から覚えたものを思い出しながら完成させることで記憶力が育まれる。
パズルは「絵」を見て崩して、バラバラになった絵をくっつけて完成させる遊びなので記憶力が育まれます。
ピースをハメる作業が思考力を高める
バラバラのピースを思考しながらハメていくから思考が育まれる。
一度完成したパズルの絵を記憶からイメージして、バラバラになった絵を完成させる一連の作業は思考力をしっかり使います。
さらに1歳2歳頃は、絵というよりパズルの形でハメていくことが多くあります。それでも形と形をハメるので図形感覚、空間認知の能力を使いながら思考してパズルを完成させていきます。
フロー状態を何度も繰り返すことで集中力が高まる
乳幼児は集中する時間よりフロー状態を多くつくる。
乳幼児の集中力は時間にして長くもたないです。集中力の時間より「ぎゅっと凝縮されたフロー状態」をいくつも作ることが良いです。
そのフロー状態を繰り返し積み重ねることが集中力を育んでいきます。
パズル遊びはフロー状態を作り出しやすいです!
できた!を積み重ねてやり抜く力を高める
パズル遊びはクローズエンド型の遊びだからやり抜く力が育まれる。
乳幼児期の「できた!」の積み重ねは自己肯定感を育むのに良いです。その中でもパズル遊びは終わりのある遊びになるので「できた!」という感覚が子供でも掴みやすい遊びです。
この感覚を何度も積み重ねることで自然とやり抜く力が育まれていきます。
子供がジグソーパズルを嫌いになる理由

子供がジグソーパズルを嫌いになるのは簡単です。
子供にはパズルが好きになってやってほしいですよね。
ですがそれには親としてやってはいけないことがあります。これをやってしまうと子供がジグソーパズルを嫌いになる可能性が高まります。
- 難しすぎるものを与えない
- 子供のパズルを親が手伝わない
- パズルの質が悪すぎるものを与えない
詳しく説明します。
難しすぎるものを与えない
ついつい子供が上手にジグソーパズルをしてしまうから難易度を上げちゃう。
気持ちは凄くわかりますが、とくに乳幼児期の2歳3歳はイヤイヤ期など自我がでてくることもあり、「難しい」と感じると「面白くない」⇒「つまらない」⇒「やりたくない」⇒「パズルは面白い遊びではない」このように発展してしまいます。
一度こうなると「パズルは楽しい遊び」に戻すのが難しくなります。
じゃあどうしたらいいの?
年齢の難易度に合ったジグソーパズルをたくさんするのがおすすめです。
何枚か同じような難易度のパズルを用意してあげることが良いです。他のSNSの情報であの子は何歳で100ピースできてたからうちの子もできるはず。そんなことは置いておいて「パズル好き」にするのが目的なので失敗するリスクをあえてとらないようにしましょう。
ジグソーパズル遊びが好きになれば、年齢が上がるにつれ簡単に難しいパズルもできるようになります。
子供のパズルを親が手伝わない
パズル遊びの「自分でピースを取って考えてハメる」この一連の動作は手伝ってはいけません。
これを手伝ってしまうと毎回「ママパパやって!」「一緒にやって!」さらには子供自身で考えなくなってしまいます。
ですが手伝っても良いこともあります。ピースを少し取りやすい位置に近づけるとか、絵が見えるように裏返っているものを表にするなどです。
これぐらいのサポートは乳幼児期の頃は手伝っても良いです。そうすることで大好きなママパパと一緒にパズル遊びをして楽しい空間ができ、パズル遊びに良い効果をもたらします。
パズルの質が悪すぎるものを与えない
パズルの質が悪いのもパズル嫌いになる要素を含んでいます。
私も息子といろんなパズルをした経験から、質の悪いパズルは子供がパズルを嫌いになったり、やらなくなったりするリスクがあります。
値段が非常に安いパズルにありがちですが、パズルが薄く絵が剥がれたりする、もろいパズルです。さらにピースが変形したりもします。
このようなパズルは1回ピースがハメにくかったり、上手くハメたのに凸凹して綺麗に収まらなかったり、上手くできるはずのことが、パズルの質が悪く子供がパズルを嫌いになることがあります。
これは本当に気をつけた方が良いです!
子供がジグソーパズルを好きになる親のサポート方法

子供がジグソーパズルを好きになるには親のサポートも大切です。
息子は1歳2歳前半はタングラムや型はめパズルを中心に遊んできました。そして2歳半ぐらいからジグソーパズル遊びを本格的に取り入れてきました。
パズルの知育効果は素晴らしいので、息子にパズル好きになってほしいと思っていました。いろいろ遊びながら観察し、試行錯誤した結果、息子はパズル遊びが好きになってくれました。
- パズルの難易度は必ず優しくする
- 親と一緒にパズルをやる
- モチベーションがあがる声掛け
- 最初に絵を楽しみ物語を作る
この方法を意識してみてほしい!
パズルの難易度は必ず優しくする
パズルの難易度はとても大切です。
その理由は子供にとって「難しい」と感じることは「やりたくないに発展する」からです。「難しい⇒面白くない⇒やりたくない」このサイクルを乳幼児期で経験すると嫌いになります。一度嫌いになると好きにさせるのは難しいです。
多くの親は乳幼児期の子供がうちの子はこの遊びは「する」「しない」など言います。確かにその子の性格はあると思いますが、この点は「本当に楽しい遊びと思わせることができているか」も考えなければいけません。
マリア・モンテッソーリも言っていますが「乳幼児にできないものはない!」私も好きな言葉です。息子もおうち遊びの選択する比率は違いますが、まんべんなく遊びます。
それは夫婦として心がけていることは子供が難しいと感じる、感じそうな遊びは与えないようにしています。子供がこのレベルはできたからといって、すぐにレベルを上げず何度もやりこむ、積み重ねる意識で遊ばせています。
本当に物足りなそうになった段階で次のステップに行くのがおすすめです。
まずは嫌いにさせない!ことが大切です。
親と一緒にパズルをやる
親と一緒にパズルをやると言っても親がやってあげるのはパズル好きな子にはなりません。
1歳2歳頃は一緒にパズルをしながら子供自らが「できた!」を掴めるように導いてあげるのが大切です。
ピースをはめる感覚や絵が完成する感覚を楽しいと思わせるように「大好きな親と一緒にパズルで楽しむ」感覚をつけていくのが第一歩です。
そして2歳半以降や3歳になれば、その子ができる難易度は違いますが一人でできるようになります。その時が来たときは親子で違うパズルをする環境を作るのがパズル好きになる秘訣です。
モチベーションがあがる声掛け
1歳2歳の頃は子供のモチベーションがあがる声掛けはとても大切です。
子供が自分は出来る!この感覚をつけてあげる声掛けはパズルを好きになり、自己肯定感も強くなります。1歳2歳は親の「できたね!」が1番効果があると息子から感じてます。
上手に子供が「できた!」ができるように見守りながらサポートして「できた」ときに「できたね!」を伝えていきましょう。この積み重ねがパズルを好きになる大切な声掛けです。
2歳半以降や3歳になると自ら思考しながらパズルができるようになります。
最初にパズルの絵を楽しみ物語を作る
子供はパズルの形から入りやすいですが絵を楽しむ喜びを与える。
子供はパズルピースの形から入っていく子が多いです。それはそれで良いのですがパズルの絵を楽しむ声掛けをしてあげて下さい。
パズルを始める前にパズルの「絵」を見てどんな絵か?何がどこにいて何が何をしているかなど絵の物語を子供と一緒に話すと良いです。
【まとめ】子供がパズルを好きになって知育効果を育もう!

ジグソーパズルは2歳3歳からがおすすめです。
親子でパズル遊びを楽しんで子供がパズルを好きになるサポートをしましょう。その積み重ねで子供はパズルを好きになります。
パズルが好きになれば素晴らしい知育効果もあります。
- 記憶力
- 思考力
- 集中力
- やり抜く力
パズルで育まれる知育効果は人として高めたい能力ばかりです。子供に無理にパズルをさせず自らパズル遊びをする子にサポートしましょう。
「できた!」の喜びがパズルを好きになる近道です!
私がおすすめするパズルはこちらから↓
