折り紙遊びってどんな効果があるの?

折り紙遊びは賢くなるの?

「折り紙が好きな子・折り紙が上手な子は賢くなる」なんてことを聞いたことがあります。

昔、おじいちゃんやおばあちゃんに言われたことがある。

そこで今回は折り紙遊びにはどんな効果が隠れているか調べてみました。

その結果9つの効果があることがわかりました。

【折り紙遊びで得られる9つの効果】

  1. 手先の器用さの向上 
  2. 集中力と忍耐力の向上
  3. 空間認識能力の向上
  4. 創造性の発揮
  5. ストレス解消
  6. コミュニケーションの促進
  7. 記憶力と指示理解能力の向上
  8. 達成感と自己肯定感の向上
  9. 文化的価値の学び

※ここで紹介する効果はほんの一部なのかもしれません。

手先の器用さの向上

折り紙は手や指を使うため細かな動きを習得するのに役立ちます。

折り紙の折り方では紙を正確に折る、端を揃える、細かい部分を調整するなど、手先の細やかな動作が必要です。

さらには指先を使って小さな部分を曲げたり形を整えたりします。

これらの動作は指の細かいコントロール能力が鍛えらるので手先の器用さの向上につながります。

子どもは手先の器用さを養い巧緻性が高まり、大人にとってもリハビリや老化防止に効果的です。

集中力と忍耐力の向上

折り紙遊びは正確な折り方や工程を必要とするため自然と集中力と忍耐力が養われます。

折り紙は視覚と手の連携を必要とし段階的に作業を進めることで集中力を鍛えます。

さらに細かい作業を伴うことで注意力や手順を忠実に追う力が求められるため忍耐力も鍛われるのです。

空間認識能力の向上

折り紙遊びは2次元の紙を折り重ねて3次元の形を作るため空間認識力が高まります。

折り紙の手順では折り目や角度、形の変化を視覚的に把握します。

さらに2次元の平面を操作しながら3次元的な形状にする。

それが最終的にどのような形に変化するかを考える必要があり空間認識能力が鍛えられるのです。

創造性の発揮

小1息子の折り紙作品 はたらく細胞

折り紙は基本の折り方を学ぶだけでなく応用して、複雑な作品やオリジナルのデザインを作ることで創造性が発揮されます。

自由な創作をする過程では新しい発想を試したり、予期しない形の美しさに気づいたりします。

さらには色や模様が異なる紙を使ったり、複数の折り紙を組み合わせたりすることで作品を楽しみ創造性が刺激されます。

折り紙遊びで培われる創造力は、アートやだけでなく問題解決能力、デザイン能力や新しいアイデアを考える力など、幅広い分野で応用可能なスキルになります。

小1息子のオリジナル折り紙作品「イノトドン」

イノシシ×トド×ドリルを組み合わせた作品みたいです。

頭部や顔はイノシシで胴体はトド、尻尾がドリルになっていて組み合わせが面白い作品でした。

小1息子のオリジナル折り紙作品「サドラサウルス」

サソリ×ドラゴン×アンキロサウルスを組み合わせた作品みたいです。

頭部や顔はサソリで胴体はドラゴン、尻尾がアンキロサウルスと息子の好きな生物が組み合わさっています。

素敵な作品でした。

ストレス解消

折り紙遊は単純かつ繰り返しの動作に集中することで、心を落ち着かせ日常の悩みや不安を一時的に忘れられることによりストレスへの解消につながります。

このような集中状態は「フロー」と呼ばれ心がリラックスします。

心がリラックスすることでストレスは解消されていくのです。

さらには作品が完成するごとに達成感や満足感を得られるためポジティブな気持ちで満たされてきます。

コミュニケーションの促進

折り紙は年齢や言語の壁を越えて楽しめるシンプルな遊びであり、誰もが参加しやすい特性を持っています。

人々が一緒に折り紙を折るシーンでは手順を教えたり作品を見せたりすることで、自然なコミュニケーションが生まれ促進されます。

また折り紙を通じた交流では相手の考え方や創造性に触れる機会が増えます。

子どもと高齢者、または異文化間での交流の場、親子、教員と生徒など世代や背景の違いを越えたコミュニケーションが生まれるのです。

記憶力と指示理解能力の向上

折り紙の手順を記憶しながら正確に再現する力は記憶力と指示理解能力を鍛えます。

複数のステップがある折り紙作品では、一つの動作が次の動作にどう影響するかを理解しながら作業を進めるため記憶力が試されます。

さらに折り紙を繰り返し練習する中で手順を自然と記憶し、次第にスムーズに作業を進められるようになるため記憶力が強化されていくのです。

また折り紙の図解や説明を見ながら進む場合、指示内容を正確に捉えてそれを具体的な動作に変換する能力が求められます。

それらは指示内容の意味を深く理解する力が必要ということです。

要するに折り紙遊びは記憶力と指示能力の向上に効果的と言えます。

達成感と自己肯定感の向上

折り紙遊びは紙一枚から様々な進行を生み出していく創造活動なので達成感と自己肯定感の向上に大きく関与します。

まず折り紙は手順に従って一歩ずつ形を完成するプロセスが求められるため、目に見える進歩が得られやすいです。

最初は難しいと感じた折り方でも、練習や工夫をすることでだんだん上手に折れるようになります。

このような経験が自分の成長を認識することができ、それが自己肯定感の向上に繋がってきます。

さらに折り紙は自由な発想を活かしてオリジナルの作品を作ることも可能であり、自分だけの表現を形にできる喜びもあります。

完成した作品を一緒に共有することで喜ばれたり評価されたりすることに自信も生まれてきます。

小さな成功体験の積み重ねで達成感と自己肯定感を育むことができます。

小1息子のオリジナル折り紙作品「家族で食べる大きなお弁当」。

こんな素敵な作品が出来上がるとたくさんの会話が増えます。

文化的価値の学び

折り紙遊びは日本独自の伝統文化を体験しながら学べることができる活動であり、文化の価値を深く理解するきっかけとなります。

折り紙は日本の長い歴史とともに発展してきたものであり、素材となる和や日本文化の美意識が込められています。

また近代では折り紙が国際的にも評価され数学や科学、建築など多様な分野で応用されていることを知ることで、日本文化である折り紙が世界に与える影響力について学ぶこともできます。

【まとめ】

今回は折り紙遊びで得られる9つの効果を紹介しました。

【折り紙遊びで得られる9つの効果】

  1. 手先の器用さの向上 
  2. 集中力と忍耐力の向上
  3. 空間認識能力の向上
  4. 創造性の発揮
  5. ストレス解消
  6. コミュニケーションの促進
  7. 記憶力と指示理解能力の向上
  8. 達成感と自己肯定感の向上
  9. 文化的価値の学び

我が家の小1息子は折り紙遊びが大好きで、息子が折り紙をしているときにこれらの効果を感じることがあります。

あらためて折り紙遊びから得られる効果を調べてみると素敵な効果が多いと思いました。

引き続き息子には折り紙を楽しんでもらいたいと思っています。

【参考資料】

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