周りの子が習い事しているのに我が子は習い事をしたがらないのが不安。
子供を習い事に誘ってもしたがらない。
子供が習い事を行きたくない理由。
子供が小学生になってから周りの子が習い事をしているのに我が子が習い事をしていないことに不安になる親が多いようです。
【悩みの例】小3女児の母
習い事をしたがらない。「何かしてみない?」と言っても「やりたくない」「自分の時間が無くなる」などを理由に習い事をしません。
待った方がよいのか…。このまま待っても自分から言わないと思う。
何が良いのかわからない…。
このように悩んでいる方に向けて、子供が習い事をやりたがらない理由、習い事をするメリットや習い事をしたがらない子を前向きにする寄り添い方や声掛けなどを経験を踏まえて紹介します。
子供が習い事をしたくない行きたくない理由
子供が習い事をしたくない理由や習い事に行きたくない理由をまとめました。
親に言われて習い事に行かされている
子供が習いたい習い事ではなく親に言われて行かされている。
この理由が習い事に行きたくない理由の多くを占めるのではないでしょうか。
子供自らがやりたいことではないので「嫌い」になりやすく、そうなってしまうと習い事に行きたくないようになってしまいます。
すでに子供がこのように思っていると「無理やり連れて行かされている」となってしまっているので改善は難しく、どんどん悪循環になることが多いです。
習い事の先生と相性が悪いと嫌になる
習い事の先生との相性が悪いと嫌になります。
習い事は先生との相性で習い事が好きになったり嫌いになったりしますのでそれだけ重要になります。
小学生ぐらいになると子供とのコミュニケーションで先生との相性だったりがわかると思いますが、幼児の場合は体験時のときに見極めたり、習い事を始めてからの見学などで見極める必要があります。
経験的にも子供と先生の相性が悪いときはすぐにやめるのが良いです。切り替えて次の習い事を探しましょう。長く続けてもよくない状況になりやすいです。
習い事の友達と相性が悪いから嫌いになる
小学生ぐらいからの習い事は友達のとの相性も注意が必要です。
幼児期の習い事ではそこまで気にならなかった友達からの影響が、小学生になると友達による影響が大きく現れ、習い事が嫌いになるケースがあります。
問題児がいたり、いじめがあったりで嫌になることがあります。
習い事で宿題や自宅練習があるのが嫌
習い事によっては宿題や自宅練習が多く出る習い事もあります。
学習系の習い事や楽器を扱う習い事で多いのが宿題や自宅練習を多く求める習い事です。
学習系の習い事はプリント課題などの宿題を求めることが多く、楽器系の習い事は毎日の自宅練習を求めることが多いです。
それが嫌な子はいます。
同じ学習系や楽器系の習い事でも先生や教室の方針によって宿題や自宅練習を求めない方針のところもあります。
そのようなことで悩んでいるのであれば一度、違う習い事の見学や体験をされてみるのがおすすめです。
習い事に行くことによって自分の時間が無くなる
小学生は忙しく習い事に使う時間が嫌になる子もいます。
小学生になると幼児期とは違い自分の時間がなくなってきます。
学校に行っている時間も長くなったり、学校からの宿題をする時間があったり、友達と遊ぶ時間があったり。
その調整ができないと習い事も嫌になります。
子供が前向きに習い事をしたくなる環境作り
子供が前向きになる習い事をしたくなる環境作りや意識していることについてまとめました。
もちろん幼児期と就学してからでは違ってくるとは思いますが、我が家は幼児期から子供に習い事をさせているので意識していることを紹介します。
習い事で素晴らしい先生と出会う
習い事の先生の影響は非常に大きい。
どんな習い事でも先生や環境は1番と言ってよいのではないでしょうか。
息子の習い事でも先生は習い事を決めるポイントの要です。
習い事は先生次第なところもあります。
習い事が楽しくなるのも先生の影響は大きいですし、習い事(幼児教室)の雰囲気も先生の影響は大きいです。
私は幼少期から素晴らしい先生に出会うことも子供にとって経験となり財産になると思っています。ですがその逆もあると思っています…。
親子の関りを増やして好きなことを見つける
子供と一緒に遊んだりすることで好きなことが見えてくる。
子供の年齢によって好きなことや興味があることは変わってきます。
子供との関りで子供の好きなことや興味があることを発見し、一緒になって楽しんでみてはいかがでしょうか。
そうすると見えてくることが多いです。
そんなことはもうやってる!という方もいると思いますが本当にやれていますでしょうか?
子供は子供が好きなことを一緒になって楽しんでくれる方を拒否することはあまりありません。
一度、とことん一緒に楽しんでみると今までと変わってくることもあります。
我が家の場合は積み木遊びがそうです。
息子が好きになるように仕向けましたし、親は積み木遊びが好きと日頃から態度や姿勢で息子が感じるようにしてきました(その他のおもちゃや遊びも同様ですが)。
大変なところもありますが幼児期はとくに親が子供と一緒になってとことん楽しむことであらゆる土台が形成されると感じます。
習い事の道中や習い事の日を楽しい思い出にする
習い事がある日は楽しい思い出にする。
小学生と幼児で方法は違ってくると思います。
小学生の場合、自分の意思もありつつ習い事に行っていると思うので、親がいろいろサポートすることはほぼいらなくなってくると思います。
ですが幼児期の習い事の場合は、年齢にもよりますが習い事に行っている意味もわからず連れて行かれている子も多いです。
その場合は子供の気分の浮き沈みもあると思いますが、楽しい日として子供にインプットするサポートをしましょう。
息子の場合は幼児教室のことなど何もわからない年齢から親のエゴで通わさせています。
保育園や幼稚園などと同様で気分によって行きたい行きたくないがあります。
そんな時こそ親のサポート力が試されると思っています。
習い事が楽しめなくても「習い事がある日は楽しい日」みたいな感覚があると子供も楽しい記憶がインプットされて、積み重ねで習い事も楽しめるようになってくるのを息子からも感じています。
習い事に関する子供のモチベーションを高める意識をする
習い事していることでのメリットを言葉や態度で伝えていく。
例えば息子の話をしますが、息子は2歳ぐらいから積み木算数図形教室に行っています。
通わせている目的としては算数や図形の能力も勿論ですが、GRIT力なども高めてほしい気持ちがあります。
息子は幼児教室のことなど何もわからない年齢から親の都合で通わされています。
息子が型はめパズルやタングラム、ワークの図形問題を解いたりするときは、「凄いね」「上手だね」「積み木教室に行っているからこんな難しいこともできちゃうの!?」いろんなバリエーションを使いながら子供の習い事に関するモチベーションが高まるように声掛けなどで意識しています。
ポジティブな声掛けを夫婦で意識しています。
習い事をすることで良い先の未来を感じさせる
多くの成功体験の積み重ねが自信につながり自己肯定感も高まる。
習い事での成功体験の積み重ねは子供の自信に繋がります。
そこを意識させてくれる習い事は個人的にも良いと感じています。
例えば息子の習い事の1つに空手があります。
空手の良さはもちろん礼儀や心身ともに鍛えられることだったり、イジメのリスクも減らせるなどが主としてありますが、それと同時に私が感じたそれ以外の良さはお手本になる年齢の近いお兄さんお姉さんがいることです。
礼儀正しくて強くてカッコイイ小学1・2年生ぐらいのお兄さんお姉さんが年中の息子を導いてくれたりする姿を見ていると、息子も先輩達を憧れるようになってきたのです。
日に日に4歳息子も強くてかっこいいお兄さんになりたい!と思うようになり一人っ子の息子にとっては良い刺激になっています。
私達の声掛けからも良い未来が想像できるように意識をしていますが、子供が感じる良い未来像は実体験が1番だと思っています。
乳幼児期から受動的な遊びばかりではなく能動的な遊びを意識する
乳幼児期から能動的な遊びの土台を作る大切さ。
近年は、テレビやYouTube、ゲームなど子供が受動的(受身)な物で遊ぶ子が増加しています。
受動的なものに慣れてしまうと自ら行動して楽しみを見つけるようなことができなくなります。
STEAM教育で重要視される0⇒1力や初動力(とりあえずやってみる力)などは乳幼児期に能動的な遊びをしっかりしていると育まれるので、乳幼児期から能動的なおもちゃや遊びを意識することがおすすめです。
【受動的遊びと能動的遊び】
ここで言う、受動的な遊びはメディアや電子ゲーム、電池や電気で動くおもちゃなどで自身が受身となり遊ぶことです。
また能動的な遊びは積み木やブロックなどのおもちゃで、自らが働かないと楽しみが生まれない遊びです。
能動的な遊びができるおもちゃは我が家が意識しているのでこちらを参考にして下さい↓
【まとめ】周りは気にせず親子の関りを増やして観察したら見えてくる
周りの子が習い事をしていて我が子は何もしなくて大丈夫なのか不安。
その気持ちもわかりますが、かといって我が子を無理やり習い事に行かせたりすると、子供の心身だったり親子の関係性だったりが悪化することもあります。
だけど子供に何か習い事をやってほしいなと思う気持ちがあれば、親子の関わる時間を増やして、子供の好きなことを一緒に見つけていくことから始めてみてはいかがでしょうか。
興味がありそうなことから自宅で一緒に楽しんでみたり、一緒に体験教室へ行ってみたり、とにかく親子で一緒にやってみるというのは良い方向に向かうことが多いです。
子供が習い事をしたくない理由や行きたくない理由、やりたがらない理由を見つけて解決できると案外、習い事をしたくなることもあるかもしれません。
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