2歳でドリル(ワークブック)ができないのは理由がありました。
というのも、息子が2歳10ヶ月の頃に運筆練習をしてみようと市販のドリル(ワークブック)を購入して息子と取り組んでみました。
最初の頃はドリルに取り組む段階で難しさがありました。
じっと椅子に座ってなれない。
クレヨンやえんぴつを持ってられない、すぐに「やーらない」みたいな感じになることが多くありました。
その経験から我が家の場合、2歳でドリルができない理由がわかってきました。
その理由に対してサポートしてきたことで、徐々に2歳でドリルができるようになりました。
2歳でドリルができない理由
まず2歳というのは発達段階からして、ようやくドリル(ワークブック)に取り組むことが「できる」ぐらいなので、「できない」ことに落ち込む必要はありません。
ただし「できない」には理由があるので、そのできない理由から知ることはできるようになることのスタートになります。
座って取り組むことができない
2歳でドリルができない原因の多くは座って取り組むことができないことです。
机や椅子にじーっと座って何かに取り組むというのは2歳の発達成長からもまだ難しいです。
座ってもちょっと時間が経過すれば動き出す。
ドリル(ワーク)に取り掛かることすら難しい。
運筆力が足りない
運筆力が足りず鉛筆やクレヨンなど持つことや書くことができない。
運筆力は鉛筆やクレヨンなどを持つ力や、自由に操作することの力です。
運筆力が足りないと「何かを持って書く」ということが難しくて嫌になります。
難しいドリルをやっている
難しいドリル(ワーク)をやらせているからできない。
いきなり文字を書くドリルをしてもできません。
運筆練習はステップアップが必要で、まっすぐ線をひく、カーブの線をひく、などステップを踏んでから、ようやく文字を書くドリルに挑戦することが大切です。
2歳でドリルができるようにするサポート方法を紹介
先ほど紹介した2歳でドリルができない理由は3つあります。
その3つが上手くできるようになるとドリル(ワークブック)の取り組みは問題なくできるようになります。
我が家も息子が2歳10ヶ月ぐらいで、はじめてドリルの取り組みをしたのを覚えています。
やはり最初はスムーズにいきませんでしたので、ドリルができない3つの理由に対するサポートを行いました。
そのサポート方法を紹介します。
座って取り組むサポート方法
座って取り組むことができるようにする1番のサポートは座って取り組む機会を増やすことが大切です。
それは運筆練習に限らず、椅子に座って机の上で作業する機会を増やすことが、のちの学習姿勢に繋がっていきます。
好きな遊びがあるなら誘導して遊びでも何でもよいので、椅子に座って机の上で集中する経験を多く積ませることを意識してください。
ただ無理やりすることは「嫌い」になるので上手にサポートすることが必要です。
運筆力を身につけるサポート方法
運筆力は発達成長段階に影響します。
そもそも2歳前半などは発達成長が著しいので、えんぴつやクレヨンを握る力が足りなくて何かを持ったまま書くことが難しいこともあります。
ましてや何かを持ったまま手や指をコントロールすることはもっと難しいのです。
その場合は運筆力を鍛える遊びや種まきをしていきましょう。
焦らないことも大切です。
3歳付近になって発達成長してくれば運筆ができる運筆力はつきてきて、何かを持ったまま手や指をコントロールすることができるようになります。
参考までに運筆力を鍛える遊びや種まきはこのようなサポート方法があります。
- 叩くおもちゃで遊ぶ
- ひも通しで遊ぶ
- 絵を描く・塗るで遊ぶ
詳しくはこちらで解説しています↓
子どもに合うドリルをみつける
はじめから難しいドリルから取り組まないことが大切です。
いきなり文字を書くドリルはもってほかで、線を真っすぐひく練習や、カーブを描く練習からステップアップ方式のドリルから取り組むのがお勧めです。
2歳ではじめて取り組む市販ドリル(ワークブック)はこちらがおすすめです。↓
【まとめ】
2歳でドリルができない理由は発達成長からも、ようやくできるぐらいの成長段階です。
できなくても焦る必要はありません。
ただし「できない」理由はありまして、この3つが大きな原因になることが多いです。
- 座って取り組むことができない
- 運筆力が足りない
- 難しいドリルをやっている
上の2つの成長が伴ってきたり、取り組むドリルのレベルに問題がなければ、次第にできるようになってきます。
私も息子が2歳の頃に上手くドリルができるように試行錯誤してきました。
「強制して嫌いにならないように」その点は繊細に意識しながら楽しめるようにサポートしてきました。
焦らずゆっくりが大切です。
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