2歳で運筆できる子がいるのに
どうしてうちの子はできないの…。
まず、そもそも2歳で運筆、ましてや字を書くなんてことは難しいです。
年少さんぐらいから徐々にできるようになることかなと思います。
ですが世の中には、2歳で「何か書いたり運筆がすごい子」というのはいます。
その子を見たことにより、子どもに無理やり運筆をやらせ、そのことが原因で運筆が嫌いになるということはあります。
運筆や書いたりすることは年少、年中ぐらいから徐々にできれば大丈夫!ぐらいの気持ちでいることが大切です。
我が家の息子もいわゆる「運筆がすごい子!」ではありませんが、年少や年中で運筆が困らないように種まきやサポートをしてきました。
どのような種まきやサポートをしたのか紹介します。
2歳には運筆ができないのか?
2歳11ヶ月の息子
Q:2歳に鉛筆はできないのか?
A:2歳で運筆はできます。
ただし運筆が「できる」「できない」にこだわらないことが大切です。
もちろん運筆が上手な子もいれば、そうでない子もいます。
【運筆とは】
そもそも運筆とは字を書く時の筆の運び方、鉛筆やクレヨンなどを自由自在に操る力です。
運筆力は鉛筆やクレヨンなどを握る力、押し付ける力、コントロールできる力などが必要です。
そこには手指の力が大きく関わってきます。
発達成長による影響も大きく2歳ぐらいから運筆が「できる子」「できない子」が分かれます。
「できる」から良いとか「できない」から悪いとかではありません。
まだできなくて良いのです。
我が家もそうでしたが「周りの子ができて、うちの子はできない」なんてことはあります。
焦る気持ちはわかりますが焦らず待ちましょう。
2歳の運筆を伸ばす種まき
先ほど「運筆力は鉛筆やクレヨンなどを握る力、押し付ける力、コントロールできる力」が必要と言いました。
これらの力が備わってくれば、おのずと運筆が上手にできるようになります。
まずは遊びの中から指先の力や指先のコントロール力を伸ばす方法をいくつか紹介します。
叩くおもちゃで遊ぶ
叩くおもちゃは手にスティックやハンマーを握り、叩きたいところにコントロールしながら叩くので握る力はもちろん、手のコントロール力などもつきます。
我が家では息子が1歳頃に叩いて遊ぶハンマー系のおもちゃを購入しました。
1歳、2歳頃におすすめのおもちゃです。
さらにおもちゃ棚など、すぐ視界に入るところに置いておくと4歳でも5歳でも、むしゃくしゃする時期に遊ばせると子どももすっきりします。
こちらで紹介しています↓
ひも通しで遊ぶ
ひも通しは巧緻性(手指の器用さ)や、集中力も備わりますので2歳頃の遊びにお勧めです。
最初は大きな穴の紐通しで遊び、慣れてきたら少し小さな穴の紐通しで遊ぶのがお勧めです。
指先もしっかり使って遊べますし、穴に紐を通すときは一時的にグッと集中力が増します。
紐通しについてはこちら↓
紐通しの知育効果のねらいを息子の動画をもちいてわかりやす説明
絵を描く・塗るで遊ぶ
絵を描いたり塗ったりすることで運筆力の土台を作る。
やはり何か(クレヨン・鉛筆・筆)を持ち、絵を「描く」「塗る」ということは直接的に運筆力に影響します。
そのような機会を少しでも多く作ることが大切です。
息子と絵具遊び
ただ嫌がっているのに無理にすると逆効果になりますので、子どもを観察しながらできそうなときに絵の具やクレヨンなどを使った遊びを心がけていました。
2歳の運筆力を伸ばすおすすめ筆記用具
運筆力を伸ばすためには筆記用具は重要です。
幼児が握りやすいクレヨンや鉛筆を使うことは「書きやすい」を助けてくれます。
運筆力を伸ばすおすすめの筆記用具を紹介します。
運筆力を伸ばすおすすめのクレヨン
安全で色彩も美しく2歳におすすめのクレヨンはシュトックマー社みつろうクレヨンです。
シュトックマー社のみつろうクレヨンは世界で有名な長く使えるクレヨン。
万が一、食べてしまっても大丈夫なので我が家は1歳頃から息子に与えていました。
さらにクレヨンの色彩論にこだわりがあり、描いたものは自然と美しい仕上がりになります。
さらに色彩感覚や美的感覚を育んでくれます。
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シュトックマー社のみつろうクレヨンを2歳の息子に買ってみた口コミ
運筆力を伸ばすおすすめの色鉛筆
リラ社の色鉛筆は世界で幅広い年齢に人気です。
決して優しい値段ではありませんが「良いものは良い」「本物を育てるには本物を使う」という精神で使っています。
その中で我が家が息子に与えたリラ社の色鉛筆はファルビー・ラッカード色鉛筆18色です。
持ち運びも良くて長く使えるからおすすめの色鉛筆なんです。
関連記事↓
リラ社ファルビー・ラッカード色鉛筆18色を幼児におすすめする理由
運筆力を伸ばすおすすめの鉛筆
幼児にはじめてえんぴつをプレゼントするならくもんの3点セットが運筆力を伸ばすために絶対おすすめです。
くもんは1980年に幼児用の鉛筆を販売してから、今までに何十年と試行錯誤をしてきました。
その結果、幼児にベストなえんぴつが完成したのです。
それが6Bの12cm三角鉛筆です。
はじめての鉛筆はくもんがおすすめです。
くもんのこどもえんぴつ↓
三角専用のえんぴつ削り↓
あった方が良い持ち方サポート↓
2歳の運筆力を伸ばすはじめてのおすすめワークドリル
2歳でおすすめのはじめてのワークドリルは「字を書く」ことからせずに、子どもを観察しながら楽しい思えるものから選ぶことが大切です。
子どもは「難しい」→「できない」→「楽しくない」「やりたくない」に発展していきます。
まずはそうならないようにサポートすることが大切。
ここで1番注意したいことは難しいことからやらないことです。
まだ線を描くこともままならない子が文字を書くなんて難しすぎます。
はじめて運筆をするなら、まず各社から出ている「はじめてのワーク」からやってみるのがお勧めです。
【まとめ】2歳の運筆力を伸ばすには楽しみながら継続
2歳の運筆力を伸ばすには遊びでも運筆を意識して、楽しみながら継続することでおのずと運筆も伸びてきます。
まず2歳で運筆が上手にできないことで悲しむ必要はありません。
運筆は年少や年中で少しずつできれば良いのです。
ただ2歳から運筆練習に取り組むことは悪いことではありません。
子どもが嫌にならないようにサポートを継続していけば運筆力も伸びてきます。
焦らずゆっくりとした精神で子どもに関わりたいですね。
運筆力をサポートしてくれる筆記用具や「はじめてにおすすめのワークドリル」を使うのも運筆力を伸ばすのに助けてくれます。
幼児におすすめクレヨン↓
幼児におすすめ色えんぴつ↓
くもんのこどもえんぴつ↓
三角専用のえんぴつ削り↓
あった方が良い持ち方サポート↓