積み木遊びをするねらいは何?
ずばり言います!
積み木の知育効果です!
パズル、ブロックも確かに素晴らしいものがありますが、積み木はおもちゃ(玩具)の中でも知育効果が優れています。
それに他のおもちゃと併用したり創造性が無限に広がり終わりがありません。
今、積み木を買おうか迷っているママパパへ伝えたいのは、最後までこの記事を読んでください。
積み木の素晴らしさがわかると思います。
積み木の知育効果を知っておきましょう!
積み木は何歳から?いつから?

積み木は何歳から?
いつからする?
答えとしては「早ければ早いほど良い」ということです。
積み木の巨匠フレーベルやニキーチンもそのように答えています。私の息子も0歳から積み木遊びをさせていました。
0歳や1歳は積み木遊びと言えるものではありませんが、積み木に触れてることで自然と積み木が好きになります。
息子に積み木を慣れさせるという点から、0歳から息子の近くに積み木を感じさせる環境にしてきました。
積み木は何歳まで?いつまで?

積み木は何歳まで?いつまでか?
多くの親はこんなことを言います。
積み木で遊ぶなんて乳幼児期ぐらいでしょ!
はっきり言いますがこれは間違いです。
積み木の素晴らしさや積み木を知らないだけです。
家庭で遊ぶことに関して積み木遊びは「知育に最強」と私は思っています。積み木遊びでの効果は後で述べさせて頂きます。
さらにヨーロッパでは中学ぐらいまで積み木をする学校もあるのです。
日本でも童具館の和久洋三さんが「わくわく創造アトリエ」という造形、絵画、積み木を使ったアトリエ教室をひらいています。
息子も3歳からアトリエに行っていますが、アトリエ教室の小学生の作品は大人が驚くほどの創造物を積み木で表現します。
私はこの経験から「積み木はいつまで」という問いに対して終わりはないように感じています。
ここからは積み木の知育効果を紹介していきます。
それでは見ていきましょう!
積み木の知育効果11選を解説

積み木の知育効果は少なくとも11選あります。
- 巧緻性(指先の器用さ)が身につく
- 積み木に取り組むことで集中力が身につく
- 失敗しても挑戦することで忍耐力が身につく
- 作り上げたときの達成感で自己肯定感が身につく
- 考えて積み木遊びをすることで思考力が身につく
- 積み木で育む想像力と創造力
- 積み木で育まれる運動能力がある
- 積み木遊びで自然と身につくバランス力
- 積み木遊びで空間認知能力を身につける
- 積み木は図形の知識が育まれ数学力(算数力)の基礎となる
- 積み木遊びはコミュニケーション力が磨かれる
おもちゃの中では最強クラスでしょう。
これを聞いても積み木を取り入れないのは子供に機会損失を与えてしまっています。現代は、テレビ・YouTubeなどメディアで遊ぶ子供が多くいます。
否定するわけではありませんが、乳幼児期の6歳までは五感が磨かれる外遊びや、おもちゃで遊ぶことが子供の人間力を形成する上で一番大切です。
積み木遊びの知育効果を学び家庭に積み木遊びを取り入れて下さい。
それでは積み木の知育効果をご覧下さい。
巧緻性(指先の器用さ)が身につく
マリア・モンテッソーリが言っている乳幼児期のとくに6歳までは、指先=「吐出した脳」と言われるぐらい指先を使うことは重要になります。
簡単に言うと指先を使えば使うほど脳が発達するのです。
その点を考えると積み木は木製のものが多く素材から五感を刺激してくれます。積み木を触る、取って掴む動作や、指先の感覚に集中して積み木を積む動作は積み木遊びをしているだけで巧緻性(指先の器用さ)が身につきます。
積み木に取り組むことで集中力が身につく
積み木は集中力が身につきます。
積み木が崩れないようにバランスを考え積む作業は子供を一時的にフロー状態にさせます。
フロー状態はがむしゃらに集中している状態です。子供を観察していると集中して鼻息が荒くなっているときがあると思います。それがフロー状態です。乳幼児期に多く経験させたい状態です。フロー状態を何度も経験することで、集中力はどんどん身についていきます。
息子は1歳の頃から積み木遊びで「フロー状態」を作ることを私は意識的に行ってきました。
それが良かったのか3歳のときに習い事の先生から「息子さんはとても集中力があります」と言われるようになりました。
積み木遊びは息子との経験からも集中力を上昇させると感じます。
失敗しても挑戦することで忍耐力が身につく
積み木を「積む」ということは積み木が「崩れる」という経験もします。自身で積み木を積んで目標まで到達できず、崩れることは多々あります。
そこで、くじけず、あきらめず、再挑戦することで忍耐力が身につきます。
乳幼児期は積み木を積んで崩れたら、くじけて諦めてしまうことがあります。ですがそこで挑戦することをサポートしてあげて下さい。その積み重ねが大きな忍耐力を生みます。
作り上げたときの達成感で自己肯定感が身につく
積み木遊びで子供自身が作品を作り上げる。
自分で考えて作品を作る過程で、積み上げたものが崩れたり再挑戦して完成した作品は達成感が違います。
やり遂げた喜び、完成した喜び、自分は出来る!喜び。
これらは子供の自己肯定感を育みます。
考えて積み木遊びをすることで思考力が身につく
遊びの中でテレビやYouTubeは思考力は身につきません。
動画を見て集中している!
これは脳において集中しているとは言えないのです。
動画を見ながら集中している様子は、脳において集中ではなくボーとしている状態であり、思考が働いていないと言えます。
その点、他の遊びや積み木遊びは遊んでいるだけで思考している状態を作り出します。
積み木遊びを家庭に取り入れて、脳を刺激しシナプスをいっぱい繋げ乳幼児期に大切な脳の土台を親子で育みましょう。
積み木で育む想像力と創造力
積み木は基本、まっさらな白木です。
それが子供の想像力で白木の積み木がいろいろな創造物へ変化します。
例えば、このツイートを読んでほしい。
みんなにはこれが何に見える?1個の積木?2歳の彼は『消防車』にみえている。彼には白木の積木1個が『真っ赤な消防車』に見えている。この感性を私はいつまでも大切にしたい。想像と創造を育めるように与えるものを考えていきたい。 pic.twitter.com/D7UnCccibi
— れんし@知育大好きパパ (@Rennshi2) December 17, 2020
積み木で育まれる運動能力がある
積み木で運動能力?
と思うかもしれませんが積み木で「運動能力」は育まれます。
それは先ほど述べたマリア・モンテッソーリが言っていてる「乳幼児期の指先は吐出した脳」ここに関連してきます。
指先を使って脳を刺激することで五感が磨かれます。
乳幼児期の五感のベースアップは身体や精神に大きく影響してきます。
言ってしまえば、乳幼児期に五感のベースアップをしている子供は、運動能力においても能力を発揮する力が育まれており運動分野の吸収力や発揮力が高いのです。
脳と体を上手に使う神経回路が発達するということです。
積み木遊びで自然と身につくバランス力
おもちゃで自然とバランス力が身につくものは多くありません。
その点、積み木は遊ぶことで自然とバランス力が身につきます。
遊んでいて勝手に身につくバランス力。積み木はほんとに素晴らしい玩具だと思います。
積み木遊びで空間認知能力を身につける
空間認知能力って聞くけど何?
必要性は?
正直、よくわからない親が多いと思います。
空間認知能力は、ものごとを立体的に見る力や、距離感、間隔、方向など、目に見えるものを感覚的に想像し測れる能力です。
生きていくうえで大切なことです。
さらに運動分野でも空間認知能力が高い方は野球選手のイチローなど、スポーツにおいても大切になってきます。
空間認知能力は後天的に伸ばしていきます。
その中で積み木遊びは空間認知能力を育むのに最適な玩具になります。
積み木は図形の知識が育まれ数学力(算数力)の基礎となる
そして私が1番重要と考える数学力です。
多くの著書に書かれていますが世の中の成功者には必ず備わっているものが2つあると言われています。
- 読書家
- 数学力
数学の知識は必ず備わってほしいと親なら思うはずです。
ですが乳幼児時期に無理やり数学知識を育ませるのは「嫌いになるリスク」が高いです。子供が楽しくないと思いイヤイヤするとなんでも嫌いになります。
ですが積み木は楽しいと思いながら遊ぶだけで「自然と数学的基礎」が身につきます。
直方体の積み木は4:2:1の法則で基尺が決められており、倍や3倍、1/2、1/4などが遊びながら身についていくのです。
さらに積み木を積むとき5cm積み木の上に同じ5cm積み木を積むときに2.5cmずれるとつめないなどの原理も身につきます。
数学が得意な方はわかると思いますが、数学を伸ばすには必ず図形の知識や感覚がないとつまずきます。
乳幼児期は計算というより図形の知識や感覚を育むのが最良です。息子が1歳から行っているkona学習舎の先生も言っています。
積み木遊びはコミュニケーション力が磨かれる
積み木遊びは一人で遊ぶこともできますがコミュニケーションも磨かれます。
親子で積み木遊びをすることで、遊びを通じてコミュニケーションが取れ、会話が苦手なパパでも子供と自然にコミュニケーションができるのです。
ある日、私の友人のママ友が「パパが娘の遊びに付き合わない」と相談を受けました。娘さんは3歳でお人形遊びや、粘土遊び、お絵描きが中心でした。
良い遊びではあったんですが、パパは苦手みたいで娘さんと遊ばないと悩んでいました。
そこで私が積み木遊びを提案したら2人で良く遊ぶようになったと言われました。積み木にはこの様に親子を繋ぐコミュニケーションツールとしても力を発揮します。
さらに、息子の話になりますが積み木を通じて友達と遊ぶようになりました。
今日は3歳息子とワクワクアトリエ体験4回目最終日。造形→絵画→造形→積木(本日)。積木どんな感じかな。年長さんとやる積木は面白いのか?気になるところ。積木はコミュニケーションも磨かれる。積み木先生はアトリエでも作品を作るだろうか?今日の感じを見極めて、習い事とするか決める。
— れんし@知育大好きパパ (@Rennshi2) March 6, 2021
このツイート後にアトリエ教室へ通うことになりました。
おうち遊びではないのですが、積み木アトリエ教室で多くの友達と積み木遊びをしながら楽しそうに息子はコミュニケーションをとっていました。
積み木は1人でも遊べますが、友達と遊びながらコミュニケーションをとって作品を作ることもできるのです。
【まとめ】積み木の知育効果とねらいは人間力の形成

積み木はフレーベルが発案した恩物。
そこに込められた彼の願いは
「遊びを通して自然の法則を身につけさせたい」
積み木にはそんな思いが込められて作られています。子供たちは積み木遊びの中で、重さ、大きさ、形、重力、大人の反応までも確かめている。
積み木遊びで五感のベースアップ、感性、コミュニケーション力、社会性まで自然と身につけることができるのです。
さらに積み木遊びは無限大に変化する!
積む、並べる、崩すから多様なおもちゃを利用してクーゲルバーン(球の道)などの創造豊かな遊びに発展できます。
他のおもちゃにはここまでの多様性はありません。
さらに知育効果は最強クラス。
- 巧緻性(指先の器用さ)が身につく
- 積み木に取り組むことで集中力が身につく
- 失敗しても挑戦することで忍耐力が身につく
- 作り上げたときの達成感で自己肯定感が身につく
- 考えて積み木遊びをすることで思考力が身につく
- 積み木で育む想像力と創造力
- 積み木で育まれる運動能力がある
- 積み木遊びで自然と身につくバランス力
- 積み木遊びで空間認知能力を身につける
- 積み木は図形の知識が育まれ数学力(算数力)の基礎となる
- 積み木遊びはコミュニケーション力が磨かれる
そして積み木を取り入れるには早ければ早い方が良いと言いましたが、積み木に遅いはありません。
小学生には小学生なりの積み木遊びができます。
球の道のクーゲルバーンやキュボロと言った積み木遊びがあるのです。
おうちで積み木遊びを取り入れましょう!今のあなたの行動で子供の将来は変わります。
積み木遊びの楽しい様子がわかる↓
