赤ちゃんや子どもに対する「おもちゃ」で悩んでいませんか?
私は息子が生まれる前から悩んでいました。
子どものおもちゃはどんなおもちゃが良いのだろう…。
息子が生まれる産前にいろいろな本を読みあさり、そして子育てはおもちゃが重要と学びました。
おもちゃは子どもを成長させるのです。
おもちゃにこだわってきて今となっては後悔もしておらず良かったと思っています。
自宅のおもちゃで遊ぶ2歳頃の息子
自宅のおもちゃで遊ぶ4歳頃の息子
息子は私が感心するぐらいアナログおもちゃで遊ぶのが上手に育ちました。これもおもちゃの与え方にこだわってきた結果もあると思っています。
- 自宅にキャラクターおもちゃがほぼない
- 子供がおもちゃに飽きない
- 息子は能動的な遊びが好きになった
子供のおもちゃは何を選んだら良い?
生まれてくる子にどんなおもちゃを最初に与えたい?
私はこのとき、何も答えられませんでした。
- 子供に何か「こだわり」があっておもちゃを与えていますか?
- 子供に与えるおもちゃがどのような「影響を与えるか」を考えて購入していますか?
考えていない方は、これを機会に一度考えると良いです。なぜなら、おもちゃは子供の成長に大きく影響します。
子供はおもちゃで成長するを理解する
「遊びとは子供たちが自分の能力の最近接領域の獲得のために活動するものなのだ」
発達心理学研究者 ヴィゴツキー 引用
ん?意味が分からない…。
これだけだとわからないので簡単に説明します。
まず、最近接領域とは?
一番近いところの次の段階ということです。
具体的に説明していきますが、赤ちゃんは「寝返り」⇒「ハイハイ」⇒「伝い歩き」⇒「歩く」このように発達成長していきます。
急に寝返りから歩くなんて子はいません。
子供の「今」の発達段階の次の発達段階に進むとき「遊び」という方法を使って自ら成長するということを言っています。
主に新生児や乳幼児において「遊び」は成長に必要不可欠ということ。
そして成長の質は「遊ぶこと」つまり「おもちゃ」に影響するともいえるのです。
なので「おもちゃ選び」はこだわる必要があるというのが結論です。
おもちゃには栄養という考え方がある
【おもちゃの栄養とは?】
例えば食事を例にした場合、多くの方は朝、昼、夜と食事をします。
それに加えおやつの時間もあります。
子供が健康に育ってほしい親なら、おやつばかり与えずに主食の食事を与えますよね。
おもちゃも食事と一緒なんです。
おもちゃにも「主食」と「おやつ」という考え方があるのです。
おもちゃの栄養バランス「おやつ」は具体的にどういうこと?
- 流行りものおもちゃ
- 仕掛けおもちゃや電動で動くおもちゃ
- キャラクターもののおもちゃ
それぞれ詳しく説明します。
流行りものおもちゃ
時代の流れで人気のおもちゃはおやつおもちゃになりやすい。
色彩が派手だったり、テレビなどで人気になっているおもちゃが多いです。
最初は子供も嬉しく楽しく遊ぶと思いますが、すぐにおもちゃ箱の中に眠っていきます。
仕掛けおもちゃや電動で動くおもちゃ
仕掛けおもちゃや電動で動くおもちゃもおやつおもちゃになりやすい。
子供はスイッチを入れるだけで光ったり動いたりするおもちゃが大好きです。
ですがそれらは完成されたおもちゃで、子供が自ら能動的に遊ぶようなおもちゃではありません。
子供が受動的になるおもちゃは主食おもちゃにはなりにくいです。
キャラクターもののおもちゃ
キャラクターおもちゃも同じようなことが言えます。
有名なところで言えばアン○○マンですね。
子供は必ずと言って良いほど好きになると思います。
一時的には非常に喜びますが、いずれそれらのおもちゃは子供が成長するにつれ飽きがきます。
このような「おやつおもちゃ」はたまに与える程度で良いのです。主食としてあまり必要ないのです。
おもちゃの栄養バランス「主食」は具体的にどういうこと?
- シンプルなおもちゃ
- 能動的に関われるおもちゃ
- 創造を生み出すおもちゃ
それぞれ詳しく説明します。
主食おもちゃはシンプルでありながら子供の五感を刺激します。
シンプルなおもちゃ
シンプルなおもちゃは基本的に単純で面白みがないように思いますがそれは間違いです。
シンプルだからこそ遊び方を工夫するのです。
工夫しながら遊びを広げ楽しんでくことが当たり前になると、能動的に遊び込める土台ができてきます。
能動的に関われるおもちゃ
受動的ではなく、子供が自ら関わらないと楽しめないおもちゃは主食おもちゃ。
電子的なおもちゃは、ほぼ受動的なおもちゃが多くテレビなんかと一緒です。
そのような電子的なおもちゃではなく、アナログな自分で関わらないと楽しめないおもちゃこそ主食おもちゃに適しています。
創造を生み出すおもちゃ
創造が生まれるおもちゃは主食おもちゃになる。
積み木が代表的ですね。
積んだり崩したり、作ったり他のおもちゃと併用したり遊び方が無限大なんです。
そのようなおもちゃが主食となります。
おもちゃの主食に最適なのは五感を刺激してくれる木製玩具
「木」は静かに五感を刺激してくれます。
木はぬくもりや心地良さ安心感を与えてくれます。
商品になっても気候の水分量で質感などが変化します。
それが人肌に近い素材と言われ静かに五感を刺激してくれるのです。
- 「聴覚」木が奏でる音は赤ちゃんに心地良い
- 「視覚」赤ちゃんの目に優しいやわらかい色
- 「触覚」手で感じる安心で心地良いぬくもりの素材
- 「嗅覚」癒される匂い
- 「味覚」木製で安心、赤ちゃんは何でもなめて舌で感じる
【子供の将来を考えて】赤ちゃんのときに一番重要なことは五感の刺激!
木のおもちゃは複雑な作りはできないからこそシンプル。
それにより子供が自発的に関わらなければ楽しめないものが多いのです。
さらに創造性を膨らませて遊びを組み上げていくことが自然と育まれていきます。
【まとめ】子供にとっておもちゃは成長に大きく関わる
自宅のおもちゃで遊ぶ2歳頃の息子↑
自宅のおもちゃで遊ぶ3歳頃の息子↑
おもちゃにこだわってきた結果、息子は1年でこんなに能動的な遊びができるようになりました。
おもちゃは子供の成長に大きく影響します。
良いおもちゃを考えて与えていく、これも親として大切なことだと思います。
「おもちゃ」や「絵本」についてなぜ大切か?を論理的に書かれているので説得力があります。
0歳から3歳までにどんな順番で木製おもちゃを買ったら良いか時系列で書かれています。
息子の主食おもちゃ遊び↓
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